ふと今朝見た夢を思い出しました。
墨絵の牡丹の墨が溶けて流れているのを描いている、そういう絵を見ている夢。
目覚めて、ポストから届いたアサヒグラフ別冊を持ってきたら、
裏表紙に加山又造の「墨牡丹」の絵があった。
たぶん、墨絵の牡丹が溶けている、というのは福田美蘭の「春ー翌日の朝刊一面」と、
速水御舟の「墨牡丹」が脳内で合体した夢だと思われる。
でも、起きて届いた本の裏表紙に加山又造の「墨牡丹」だったわけで、
なにかこう、予知夢っぽい。
私が夢でみていた墨牡丹は、無彩色で、葉っぱが薄く緑色の御舟のものより、
加山又造のものに近いかも。
それが、福田美蘭の絵のように、溶けて流れているんです。
絵が描けないので、その墨牡丹のシュールな生々しさをここに
お見せできないのが残念である。
よかったら、脳内で合成してみてください。



