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(長谷川利行 「酒祭り 花島喜世子」)

土曜日に行った宮城県美術館のコレクション展(平成26年度Ⅲ期)、よかったなー。

✩会期 2014年9月9日(火) - 12月14日(日)


いや、「ミレー展」もよかったのですが、コレクション展にすきな画家の作品が
いろいろ出ていたんですよ。

長谷川潾二郎の「猫」(ヒゲがかたっぽないやつ)、

長谷川利行の「酒祭・花島喜世子」、「街景」、




松本竣介についての本をよんだところだったので、

「ニコライ堂」や「画家の像」など、いままでにも何度も見たことはあったんですが、
あらためていいなあと思ったり。


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この「鬼才 長谷川利行と二人」は図書館から借りてきた本でしたが、
岩手県立美術館に所蔵されている熊谷登久平と長谷川利行に親交があるなんて
知らなかったので、よんでよかった。

で、宮城県美術館に「酒祭り・花島喜世子」があるんだなーと
思っていたところへ、



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で、これですよ!


靉光の「鳥」!


ずっと見たかったんです。宮城県美術館に所蔵されていることはわかっていても、
常時展示されているわけじゃないので、これはうれしかった。岩手県立美術館にある、

「花・変様」とのグラデーションのような変化が興味深い絵なのでした。


ほかにも、

東郷青児の「コーヒーを飲む女」

(山岸凉子の「金壺・銀鎖」のモデルは私は伊東深水だと思っていたので、
東郷青児だと知ってびっくりである。あ、これは宮城県美術家のキャプションじゃなくて、
東郷青児のブックレットで読んだのでした。東郷青児も最近またいいな~と思っているので)

萬鉄五郎の「自画像」(岩手県立美術館にある、「自画像」の目玉がまだ開いているヴァージョン)






中村彝の「自画像(帽子を被る自画像)」



麻生三郎「人」


恩地孝四郎や川上澄生の版画、


難波田龍起、李 禹煥、白髪一雄、山口長男、

猪熊弦一郎、村山槐多…



おお、なんでこんなに!と思う画家ばかり…



と書いて思ったんですが、


いやたぶん、2,3年前だったらスルーだったと思われ。


自分で言うのもなんですが、この2、3年でどんだけ日本近代・現代絵画の作品を

見たんでしょうか私。勉強しようと思ったわけではないですが、見るということだけでも、

そうとういろんなことを吸収するもんだなーと思ったのでした。


長谷川潾二郎の「猫」もいつもいつも出ているわけではないので、


Ⅲ期コレクション展の会期中に出会えてよかった。



いつも企画展ばっかり見ていましたが、常設展示もあらかじめチェックして行ったほうが

いいなあ~とやっと気づいた私って…。


ではでは♪