月曜日(12・1)に行ってきた、「宇都宮功展」
2014年10月1日(水)~2015年1月12日(月・祝)
もりおか啄木・賢治青春館 2階展示ホール(2点1階喫茶あこがれ にも展示)
正面のドアから入ることもできますが、
こちら側から入ると、いわゆる顔出しパネルがあって楽しめますよ。
宇都宮功さんの作品は岩手県立美術館にかなり巨大な作品が収蔵されていて、
その巨大作品を見てから、あ、この作家さんいいなあ~と思っていて、
常設展の展示替えで宇都宮功さんの作品があると、喜んでいました。
まとめてみられるこんなチャンスを逃す手はないじゃ。しかも市内だし。
というわけで2回目です。
子どものころ、川で溺れた体験が肉体に刻まれ、網膜に焼きついて
このような絵になっていったのでしょうか。
今回の展覧会の図録はなくて、1階のショップにあった、
宇都宮功さんの自伝を買うか買うまいか悩んで、
20分くらい立ち読みして(私は集中すると読むのが速いので半分くらい読んでしまった)
やっぱり買った。画家のイメージというものがどこから生まれるのか、それがすごくおもしろかったのですよ。
監視員の女性にお聞きして、絵はだめだけど、新聞の切り抜きパネルは
撮影してもいいということで、こちらも載せておきます。
そしてこちらは岩県立美術館の常設展示の宇都宮功さんの
作品。
身体表現と筋肉量の多そうなイメージが惹きつけます。
もりおか啄木・賢治記念館も明治の西洋館を保存しつつ活用している
建物ですが、
この日本の西洋館と、パリに50年近く住んで絵を描いている日本人の画家、
という対比で考えるのもおもしろい気がします。
アーティストトークを聴きに行けなかったのはほんとうに残念。
会期はまだあるので、会期中にまた見に行きたいです。
1回見て、わ!おもしろい絵、ユニークな絵!と思うより、
じっくり形や色を見たほうがいい絵のような気がするのです。
ではでは☆