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こちらも「別冊太陽 狩野派決定版」に出ていたのですが、

久隅守景「鍋冠祭図押絵貼屏風」2曲1隻。



鍋冠祭りというは奇祭として名高い、滋賀県米原町の筑摩神社に伝わる
お祭りでして、


毎年5月3日に行われているんですが、

えーーー、鍋をかぶっている女性はですね、
この鍋の数が関係した男の数なんだそうです。
土鍋をかぶっているのですね。

で、右側のおたふくの女性はノー鍋。さらっぴんということですが、

これで見栄を張って(?)数をふやしたり減らしたりすると
神罰が下るというお祭りで、まじでぇ?と思うがいまでも健在のお祭りだ。



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「とんまつり JAPAN] みうらじゅんがまたいいいところに目をつけて~

と思ってしまった。私も奇祭がすきですきあらば見たいと思う方ですが、
みうらじゅんにやられるとなにかこう、先を越された、と思ってしまう。
べつに同業でも何でもないんだけどなんでしょう、このやられた感。

タワー好きでもあるらしいので、そこも油断ならない感じだ。

この「とんまつり」にももちろん、鍋祭りのことはレポートされております。



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で、どこでこの本を読んだかといいますと。



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そう、横尾忠則現代美術館ですよ。

私は本があればとりあえずテキトーに読んでしまうので、
きのう、この「鍋冠祭図押絵貼屏風」を見た瞬間は、


ぶるっ。


としました。なんでここでつながるかしかし、って感じ。

横尾忠則現代美術館のアーカイブルームに「とんまつり」が
あったのは、横尾さんの本、装丁した本、があつめられたライブラリーが
あったからでして。



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赤がほんとうにすきなんだなー。

豊島横尾館につづいて横尾忠則現代美術館も訪れることができてうれしい。

今後の課題(なのか?)は横尾忠則の書いた本や装丁をした本を読むことかなー。
そちらのコンプリートは難易度が高そうだ。

ではでは♪