この須磨水族園に至る、本の2、3分前に息子から電話があったのですが、
(お母さん、水族園まで来たら飴あげるからがんばって、という涙が出そうなハートウォーミングな電話だ。バカな子ほど可愛いを地で行く可愛さである)
心折れていた私は、
(たぶんまだまだかかりそうだし、水族園を楽しんでね。ゴールで待っていてね)
と言って電話終了。しかし着いちゃったじゃないか。
電話したら、マナーのいい息子はマナーモードにしていて繋がらず。それは私が日頃、鳴らしちゃいけない場所で鳴らす人に厳しいからですが…。
フルマラソンは42.195km。
14km、28km、42kmと大きく三分割で考えるといいですよ、と、たかぎなおこさんのマラソン本のなかで金哲彦さんが言っていらして、じつはその前から私もできるだけ大きいブロックで考えた方が気持ちが楽だと気づいて、ハーフなら、7、14、21kmに分けて考えていました。
とはいえ、まだ30kmになってないのでした。
なんでここの写真を撮ったんだっけ…。
あ、トイレですよトイレ。
トイレのサインがあったので、係員のいる方へ走ったら、トイレまでが長い。坂だ。並んでる。
そのくらいなら直線を走って、沿道のコンビニトイレを借りるじゃ!!と。
コンビニトイレは5人くらいいて、しかも捗らないのに業を煮やして隣の牛丼屋さんへ。
ノータイムで入れてよかった。初マラソンの東京マラソンでは、おとなしく20分くらいも並んでいて、トイレで時間をつぶしてしまったので、
その反省を生かしたわけ。ただ待っているより、自分でなんとかしなきゃ!
そしてぼちぼち30kmをこえ、なんとか山を越えたという気持ちと、あと12km足がもつだろうかという不安がぐるぐるしてきました。
神戸の橋は神戸大橋もそうですが、ヴィヴィッドな赤を効かせた橋が多かった気がします。
港町って赤が似合うのかなあ。