ただいまー。
根はひきこもっているのがすきなモグラ属性なんですが、
冬はつとめて外に出るようにしています。
モグラもあれで案外、土の外に出ているらしいですよ。私たちが気づいていないだけで。
さて、テレビを点けたら男子フィギュアをやっていまして、
きのうNOTE読書部で得た知識を元に鑑賞…でもすぐ終わったのですが。
菅原直子さんはフィギュアがすきだ。すきというか、マニアックで熱いファンだ。
というわけで、率直にきいてみた。
「こないだのフィギュアで羽生選手2位って、あんなに転んでたのに、なんで?」
私は包帯巻いているし、怪我をしても頑張る!という大和魂に打たれて点数にゲタを履かせてもらったのかなあと思ってました。
だってあんなにはっきり転んだら、もうダメじゃんと。
そうしたら、やっぱり思ったとおり、熱く詳しく語ってくれてよかった。シロート相手なのでだいぶ手加減したらしく、その気になれば朝まで語れるんだが、
と言っていた…いや充分です。
私は転んだひとが2位なんてなーとそこでテレビを切っちゃったんだけど、
全体のレベルが低く、2位の羽生選手はかなりいい方だったらしい。もちろん、怪我に対する同情はあったと思うけど、
でもね、転んだことより、その前後なのよ、と。踏み切るときの足の形(シロートなのでこれ以上はわからない)と着氷時、
何をやろうとしていたか、
そいうことであれは高評価の演技だったと。直子さんは羽生選手の熱烈なファンではないので、
ははーっ、そうなんだねー、と素直にわかったよ。
その後伊藤みどりについてマスターがあの銀メダルのときのジャンプ!と言い出し、
伊藤みどりのファンな直子さんに火がつきかけてしまうのだった。
転んでも評価に直接響かない、なにをやろうとしていたか、そこを採点するって、
例えば、絵でもこじんまりきれいなものより、
まだ完成していないけど、新しい表現を模索しているような、既存の価値観にナイフを突き立てるような作品の方がいいもんなあ。
そういうことかな?
なんでもネットで調べるより、それについて熱く語ってくれそうな人に矛先を向ける方がずっと豊かで新鮮で、印象に残る話を聞かせてもらえると思う。
伊藤みどりの銀メダルの演技について、マスターが熱心に語っていたので、
これからYouTubeで検索してみようと思う私です。