きのう、「短パン☆カーニバル」の帰り道、前々から気になっていた「黄金の魚」に寄ってみることにしました。
なぜなら、「もりげき八時の芝居小屋 リストランテⅢ」のコラボメニューが期間限定で供されているから…。
ああ。
「B級グルメ！」
とリストランテ全員の腹の底からの主張がこだまするようだ。高カロリーで塩気がつよくて安くていますぐ食べたくて仕方なくなる、B級グルメは素晴らしい。
が、登録商標の関係で、おぼめかすようなメニューになっております。そこがまたいいんだ。
というわけで、かねてより息子ともども気になっていた「黄金の魚」へ潜入！
外から見たより奥行きがあって、個室タイプの席もあって気楽です。
つきだしの煮物をつつきながら、注文する腹は決まっていたのだった。
リストランテコラボメニューは別になっていたのですが、本物の木の表紙の御献立帳があります。
で、私が頼んだのは、
地鶏と根菜の炊き合わせinせんべい。
八戸えんぶりを見に行った時にはじめてたべたのですが、真冬の気候もあって、すごくおいしかったという記憶があって、頼んだのでした。
八戸出身のウェイトレスが身を投げ出すようにして、どうして！どうしてB1グランプリで優勝できないの！と叫んでいたのが忘れられない。そのわりにじつはそんなに好きでもないとあっさり言ってまわりをずっこけさせるのですが。
息子はこれ。
人気商品らしく、それが特徴の太い麺がなくなってすみません、と細い焼きそば麺でしたが、みんな思うところはひとつなのねーとおかしかった。
さらに頼んだのは、豚バラと玉ねぎの甘辛ダレ焼りんごのおろしソース。
十和田市現代美術館の「奈良美智展」のオープニングの日に行ったら、外で試食会をやっていておいしそうだった。
奈良さんの絵を見るたびにあのバラ肉と玉ねぎの炒めあわせた香りが連想される…。
2年くらい前から一度入ってみようか、と思いながらなかなか実行に至らなかった「黄金の魚」入店。
シェフと八戸出身のウェイトレス。
言葉のB級グルメが翌日のディナーに作用いたしました。
ごちそうさまです。