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街もりおか、先日美術館のカフェレストラン、パティオで10月号を
もらってきたのですが、


もりおかまち家物語館企画「森荘已池劇場」のお知らせが載っていました。

森荘已池劇場第一回公演「蛾と笹舟」

日時 11月15日(土)14:00~ 、18:00~、16日(日)14:00~
会場 もりおか町家物語館



森荘已池(1907~1999)は直木賞受賞作家で(1943年「山畠」「蛾と笹舟」で第18回直木賞受賞)、
宮沢賢治研究家でもありました。

早熟の天才少年で、その作品は学生時代から新聞に掲載されたりしていたので、
盛岡中学(旧制なのでいまの高校くらい)時代に、宮沢賢治が
盛岡まで会いに来ています。

賢治は花巻にくらしていたのですが、お芝居や音楽などで盛岡に来ることも
多かったようです。

カフェ・トーク 盛岡ゼミ2013 第1回盛岡の小説家 第1回(9/11)


カフェ・トーク 盛岡ゼミ2013 第4回盛岡の小説家 第4回(10/2)



去年、いわてアートサポートセンター風のスタジオで「カフェ・トーク 盛岡ゼミ2013」という講座がありまして、そこではじめて森荘已池のことを知りました。


本がすきなほうだと思っていたんですけど、盛岡の小説家について、こんなにいたんだ!とびっくりの連続でした。


この「カフェ・トーク 盛岡ゼミ2013」についても「街もりおか」で連載中でした。


書店でも売っているのですが、美術館など無料でもらえるところがあり、今度もらって読もう…とかやっているうちに見逃す、というのもよくあることです。


カフェ・トーク 盛岡ゼミ2013 の「盛岡の小説家」は道又努さんが講師だったのですが、

森荘已池、鈴木彦次郎などの時代から、現代の作家まで、岩手にはこんなに多くの小説家がいたのか~と目からウロコでした。


その時取り上げられた作家の一人、久美沙織さんが今年の盛岡文士劇に出演というのもなにか伏線のようです。久美沙織さんといえば、コバルト文庫で氷室冴子さんとともに大人気でした。



その後おふたりとも少女小説から離れて行ったのですが、氷室冴子さんの「クララ白書」「アグネス白書」、久美沙織さんの「丘の家のミッキー」は少女小説の文学史というものがあれば、そこに残る傑作だったと思います。


第20回盛岡文士劇 


12月6日(土)・7日(日)

各日13:00、17:30開演(全4回公演)

料金3000円




盛岡文士劇、今年の一般チケット発売は10月9日だそうです~。

ではでは✩