山形まるごとマラソンで今年のコースは360度ぐるっと
回って楽しむことができた文翔館。
きょうは一日まったりした気分で過ごしたので、
山形まるごとマラソン事務局の方のお話もよみました。
大会準備に3年かけて、特に仙台国際ハーフマラソンと
ひがしねさくらんぼマラソンのいいところを取り入れたそう。
すっごい納得(笑)!!
たかぎなおこさんへのインタビューもおなじランニング関係の
コンテンツに載っていて、観光×マラソンの楽しみ、ということも
語られていて、実践している方なので説得力がありましたわ。
山形まるごとマラソンはまだ公認コースではないのですが、
もうすこしよいコースをめざしてブラッシュアップして、それから公認コース
申請、という考えのようでした。
でもこの360度文翔館はいかったです!!
その文翔館で今年は山形ビエンナーレが開催されているという、
チーズケーキ(大好物)の上にザッハトルテ(大好物)を重ねて出されたようなもので、
さらに文翔館自体がうつくしいんですよ。
ベイクドチーズケーキにザッハトルテにさらに季節柄
タルトタタンか?
この建物のルネッサンス様式、どっかで見たことがあるな~と
思っていたら、設計は山形県米沢市出身の中條精一郎を顧問として、東京都出身の田原新之助が担当。田原新之助は、ジョサイア・コンドルの弟子だそうです。
ジョサイア・コンドルといえば、三菱一号館美術館…。そして河鍋暁斎の弟子。
なんとなく、つながった!と喜ぶ私だった。
国の重要文化財に指定され、1995(平成7)年に現在の「文翔館」としてオープンし、一般公開されているそうです。山形ビエンナーレの会場スタッフの方に伺ったら、ふだんからギャラリーや催事に使われているそうで、
盛岡の県公会堂やもりおか啄木・賢治青春館を連想しました。
その文翔館で山形ビエンナーレ。
なんていいところに目をつけたんだろうと思って、
脳内で、盛岡マラソンの構想というより妄想がまたふくらんでしまいました。
やっぱり、中の橋、上の橋、下の橋を渡ってもらって、岩手県公会堂、岩手銀行中の橋支店、
もりおか啄木・賢治青春館、石割桜も満開で見てもらいたいし、、、でも盛岡は道幅がないんですよね(笑)。惜しい!
お庭も広くて、和洋折衷のおもしろさがあり、
ゆっくりみてあるきたいところでしたが、この日の私は日頃の
練習不足がたたって気合十分じゃなかったみたいです。ダメじゃん。
美術を堪能するためにも体力は重要だ!とあらためて
思い知らされました。
お庭にあったこの作品も山形ビエンナーレのアーティストディレクターである
荒井良二さんの作品です。
見えづらいですが、鉄の線で、「MICHINOOKU」と表されています。
バルコニーからは片手に火を掲げたげんしくんがこちらを見ています。
山形まるごとマラソンで走っていて、ん?あそこになにかいるな?
と気配はわかったのですが、終わってから文翔館でげんしくんを見て、
すごくうれしかったです。
どこにもそんなことは歌ってないのですが、勝手に、
げんしくん、応援ありがとう!!
という気分だったから。
思い込みこそ人生だ!
(つづく)