岩手県公会堂、歴史的な建造物ですが、ここでの催事は初めてで新鮮でした。
当日券を求めるひとたちの行列が開演5分前になってもあって、扉は思いっきり開いていて、前座のアンダーエイジが会場をあたためているところでした。
14:00からは写真撮影禁止ですが、いまは、撮ってもいいんですよ~とおっしゃるので、せっかくなので。
コンビのおふたりは山形と岩手出身だそうです。前座と言ってももうコンビを組んで十数年のベテランですが、
あとに登場する大先輩方を引きたて盛り立てようという感じが伝わりました。
この「漫才のDENDO」を企画した中田カウス・ボタンが登場。
若手のロバートと座談でお笑いを目指したきっかけや、3人で組むことになった経緯などのお話を。
テレビがないからね、ロバートを見たのはきょうがはじめてなんです。
コンビを組んだきっかけや養成所の話など、いますきで読んでいるマンガの「べしゃり暮らし」を重ね合わせて興味深かったです。
そこからあとは釣瓶落としというか、
笑いで人を殺す気か!(息子談)
で、
ウーマンラッシュアワー、
ハリセンボン、
ロバート、
大トリは中田カウス・ボタン。
テレビで漫才を見ていた時とは全然違うんですね。芸人さんたちの声や表情、全体を取り巻く空気までがキラキラかがやいていて、
凄かった。
ハリセンボンはテレビで見ていたのは数年前までなんですが、もしかしたら岩手仕様にゆっくり話してくれているのかな?と思うほど柔らかな話し方に聞こえ、、、いや毒もたっぷりありましたけど。
よく言われることですが、女芸人はテレビではブス扱いをされていても、実際に会うと物凄くきれい、
ほんとうにそうだった。
たまたまなのか、女芸人は一組だったので比べられないけど。
きょうのネタは「はるかの部屋」。言葉だけじゃなくて、アクションでもブルブル笑わせてくれました。
そしてウーマンラッシュアワーのおふたりですが、
えっ!!
こんなに天才的なの!!
とびっくりしていました。共演したことがあったのですが、こんな凄い人達と~と思って。
ロバートも、大先輩中田カウス・ボタンと話しているときは大人しい礼儀正しい青年だったのに、
自分たちの舞台になったら、キレていました。もう運動靴l紐でジーンズの裾をしばるとか、カツラをかぶった下もおなじ髪型とか、可笑しい!!
漫才のDENDOが終わって記念のよしもとグッズなど買って(人形焼ですよもちろん)、
外に出たらきれいなお嬢さんとお母さんから、写真いいですか?と言われて、
一瞬、自分もオンステージしていたかのような錯覚に浸れました(笑)。
あの凄いおもしろい舞台のあとで、こんな地味な私に気づいてくれるというのも不思議だ。お嬢さん、ありがとう☆
中田カウス・ボタンの漫才を見たら、グランド花月に行きたくなったのはもちろんですが、
もっと手っ取り早く、
テレビが欲しくなっちゃいました。
買うぞ!!