片付けをすると、いろんなお宝が出てくるものです。
ふはっ!
「足立美術館ガイドブック」。えーとね、A4三つ折り大くらいのサイズですが、
これがほんとうにいい内容でして。
じゃじゃん!
小林古径の「木蓮」(大正8年)。足立美術館のコレクションは
珠玉の一言です。どの1点も選び抜かれているなあって。
今度34年ぶりの公開となる速水御舟の「木蓮」。
ふたりの「木蓮」を並べて展示したい…
いややってますもう。脳内美術館では(笑)。
ありますよね、この絵の隣にあれを並べたいって。
並べてくれないでしょうか…無理?
文展に出品された「黒き猫」の4年前に描かれた、
「猫梅」。筒井康隆的なネーミングですな。
このにゃんこも東京国立近代美術館の「菱田春草展」に
出張してきてくれたらいいけどなー。
(いま珍しく出品リストで確認したけど、「猫梅」は出ていないみたい。
「黒き猫」ほか9匹のにゃんこを展示するんだけどにゃー)
こないだ行った時は、2月だったんだけど、雪の庭でもなかったし、
紅葉でも春の青い山でもなかった。でもそれでもすごくよかったので、
ベストシーズンだったらどんだけ、と思った。
横山大観のコレクションに絶大なる自信をもつ足立美術館。
そしてこの美術館の特色は、なんと、童画コレクションがあることなのでした。
6名の童画作家のコレクションが展示されているんですが、
ここに来る少し前に福田美蘭展を見ていたので、
あ!福田美蘭さんのお祖父様!とびっくりであります。
足立美術館、岩手の私からしたらはるかに遠いのですが、
あの時はなんでか行っちゃおう!と行けたんだよなあ。
そしてその時は、よし!夏も秋もくるぞ!と思っていたのですが、
やっぱりあれは一期一会だったもよう。
このガイドブックを買っておいてよかったー。
また思い出して浸ることができました。。。