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川崎市市民ミュージアムのこのつくりも外から見ると、なんでこうしたの?と思うのですが、中に入ると広々して、広場みたい。

発想のもとが知りたいです。

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小学生のちびっ子たちも、ギャラリーを走っている子には注意したけれど、ホールで友達同士笑ったり、おしゃべりしたりしているのを見るのはのびのびして気持ちよかった。

ショップのベテランのお姉さんも感じのいいひとだった。

美術館とか博物館とか市役所でもデパートでも、自分のいる場所がすきで、誇りをもって仕事をしているひとと話すのは楽しい。

逆だと、その場所まで色褪せてしまう。

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横尾忠則をすきになったのは、岩手県立美術館であった美術展から、というより、
その関連イベントでおいでになって、話されたことや、その話し方や言葉の選び方にすごく共感したからで。


私もいい年をして好き嫌いがじつは激しく、心に引っかかるイヤなコトバが多い人間でして。横尾さんは流暢に話すのとは逆なんですが、その一言一言がいいんです。

先にコトバをすきになってしまったので、文庫本で横尾忠則の考え方のようなものを読むのがすきです。

もちろん絵もポスターの仕事もおもしろいんだけど、文章もいい。まだ読んでいなかった「今、生きる秘訣」(宇宙瞑想改題)を手にとって、

岡本太郎と手塚治虫との対談が目に入ったので買いました。




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そして水野英子さんの「トキワ荘日記」。

手塚治虫が中心にいます。


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原画の線に魅せられて、「月光石」

ここにあるだけで最後…と、水野先生がこちらにいらしておっしゃったそうです。もともと買うつもりでレジに出したらそのお話を伺ったんですよ。


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水野英子の作品は、萩尾望都が「星のたてごと」を、山岸凉子が「ファイヤー!」を絶賛していた気がする。

そちらも読みたいのですが、まずは美術展をきっかけに一冊ずつ。


じつはわたなべまさこの「ガラスの城」も、一条ゆかりの「砂の城」も、いやほかにも読んでいないマンガの傑作ってけっこうあります。

ずっといろんなことを老後の楽しみにしていたんですが、

50歳になってから、

あー、もう老後でいいかな、と思っているので、老後の楽しみをいろいろやろうと思っている私です。


ビバ老後!
(こういうところが横尾忠則さんがいい!になった理由かも)