宮城県美術館に佐藤忠良記念館があるので、宮城県の彫刻家、と
思っていましたが、お父さんが早くになくなり、幼少期はお母さんの実家の
ある夕張ですごしたと。
それと札幌に彫刻があるのは直接は関係がないのかもしれないし、
あるのかもしれない。ただ、少し前から、そのひとはどこで生まれ、どこで育った人なのか、
ということが知りたいと思うようになりまして。
岩手県立美術館の庭にいる、舟越保武、「道東の四季ー春」
舟越保武は1912年岩手県二戸郡一戸町生まれ。
そして、
秋田県立近代美術館でついに出会った、本郷新「鳥を抱く女」
本郷新は1905年、札幌生まれ。
幣舞橋の彫刻
春の像 舟越保武
夏の像 佐藤忠良
秋の像 柳原義達
冬の像 本郷新
釧路の幣舞橋の四季の像について知ってから、
春夏秋の像の作者の作品には東北に住んでいるからなのか、
よくお目にかかる機会があって、
本郷新の作品にはなかなか会えないなーと思っていたんでした。
札幌でもあちこちで本郷新の作品とであっていたのですが、
それをいまになって検証している私だった…。
北海道立近代美術館 「嵐の中の母子像」
これで幣舞橋の四季像の彫刻家についてまた一歩近づいたぞ。
こないだ中村さんとランチした時にも、北海道あちこち行ってみたいねえ、
釧路の幣舞橋、と話があったんでした。