本棚がほしいと思って3年。
当初は実家の父が大工なので、頼もうと思っていましたが、意見の相違から大喧嘩になり、
怒りのあまり半年実家に行かなかったのは私です。
うちの父も極端な言い方をするので、
「本棚は一回作ったらガンバコにはいるまでそのままなんだ!」と。このガンバコにムカついたわけですよ。
ガンバコ、棺桶のことですね。重箱読みですけど、棺箱と書くのかな。
こっちは生活をスムーズにするために本棚を作ろうと思っているのに、
なんでそこにガンバコなわけ?
ガンバコという言い方も相当イヤだ。
昔から私は内容そのものより、コトバや言い方で腹を立てるタイプで、
子どもの頃はそういう自分の性質を知ってわざと怒らせられているのがさらに腹が立って仕方がなかった。
父も母も祖父母もみんな一丸となって私をひずっているような家だった。が、いまは私が息子にやっているので、これは「伝統」なんでしょう。「負の連鎖」とも言うけど(笑)。
まあそれはいい。
生活スタイルの変化もあるかもと思って、パーツの組み合わせでできる本棚を考えたんですが、それが逆鱗にふれたらしい。木を細かく刻むのが不経済すぎる、というわけ。
もしかしたら当時すでに認知症の初期で怒りっぽかったのかもしれないけど、子どもの頃からいきなり怒鳴られることにいい加減嫌気がさしていたので、
もういいや、こんな人と話さなくても、と思ったこちらも更年期障害っぽい(笑)。
で、2年の間も本が減ることはあまりなくて(たまには減らしたけど)、
父はガンガン認知症の度合いを進めているもようで、もうなにも頼めないし、喧嘩すらできなさそうだ。
さらに今度実家を解体するので、実家に置いていた本で溢れるわけね。
本棚は前の家主さんが残してくれた2個があるけど、もちろん足りないし、どちらも本の重みでけっこうガタが入っちゃったし、
大容量のどーんとした本棚がほしい。
実家で使っていた文庫本大量収納本棚はよかったけど、
文庫本を縦に三冊重ねられる奥行きのある本棚ってどんなもんでしょうか。
襖2枚分あって、収納力は抜群なんですけどね。
マラソン大会の準備をしていたら、ここにこういう引き出しとか棚があればもっと~と思ってね。
もとの家主さんが残していった家具ももっとうまく配置すればいいかな~と引っ越してきて4年目にしてやっとそんなことを考える。
たぶん、
北海道マラソンの準備とこれから修理済みのPCを受け取りに行かなきゃだからだと思われる。現実逃避。
んー、
K'sデンキのあとホーマックに行こうかな。