ヤバいのはワタシなんですけど。
息子が1学期の終わりから、交流学級の社会科の授業に参加しております。
そういうお話を1学期の面談で聞いて、んー、どんな社会科をいまやってるのかなーと
教科書を見たら、
(そういえば息子の教科書なんて何年振りで見たんだろう…
でも私の両親も教科書なんか見たこともないと思う)
これがヤバい。
だっておもしろすぎるんだもん!
この開智学校、記念館になっているんですよねいま。
藤森照信さんの建築史の本で読んだし、その本を読む前にたまたま、
台風で線路に倒木が邪魔して、しばらく駅で待機していたときに見たんです。
(台風なので臨時閉館で中には入れなかったけど)
おー、辰野金吾設計の東京駅!
盛岡の小学校ではきっと、葛西萬司の名前も共同設計者として出てくるだろうなあ。
盛岡の旧岩手銀行中の橋支店(いまは工事中)も関連して教えられるだろう。
私は盛岡の子どもじゃなかったけれど、盛岡の子どもとしてこのページに
自分のまちにある建物とおなじ辰野式ルネッサンスだって、うれしいんじゃないかなあ。
と、6年生の社会科の教科書がすごくおもしろく感じられる、でも50歳(笑)。
小学校時代、ほんとうに申し訳ないけれど、社会科と理科は全然身につかなかった。
国語と算数は生活に直結しているからまだ頭に入ったんだけど、
社会や理科は私とは無縁のものだという思いがつよくて、全然覚えようとかおもわなかった。
大人になって、いろんな知識や体験が入っている体と頭で教科書をよむと、
わかるわかるわかるわ!という感じ。
「銀色の髪の亜里沙」状態っすよ。
息子も大名行列の絵をノートに描いたりして、それなりについていっているもよう。