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受付の女性がお勧めしてくれたのはB3からの順路。床には矢印マークもあるので、迷わないで順路どおりに見て回れます。
(でも疲れてくると、ま、ここはいっか!なんてね)

B3の一番先の部屋はこの、「システィーナ・ホール」。


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かすかに讃美歌のBGMが流れています。

「ミケランジェロ展」で、システィーナの素描をみたことがありましたが、

こんな壮大な礼拝堂だったとは。

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丸亀からずっと読んでいる文庫本。
ある意味、静謐さでシスティーナホールに釣り合っている?



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「デルフォイの巫女」(部分)が置いてあって、

親子連れのお嬢さんが、ああ、下にあると天井にあるよりずいぶん太めなのね、と言っていたのが印象的でした。

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たしかに見上げれば、下に置かれている巫女は2、3倍くらい大きく見えます。

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システィーナ・ホールだけではなく、グレコの間などもそうでしたが、

下の階で見た作品を、上の階では見下ろすことができるので、

こんなダイナミックな視線の動きがまたここでしか味わえない醍醐味だなあと。


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システィーナ礼拝堂の天井画で有名な、「アダムの創造」

この構図は大昔、「日出処の天子」で見たのでしたが、その頃は今以上に無知だったので、

たぶん、有名な名画の引用なんだろうけど(そういうのはなんとなく分りますよね)、

なんだかわからない。

きょうはシスティーナ・ホールで、


山岸凉子の描く孤独な厩戸皇子のことや、日本のミケランジェロ、石川雲蝶のことや、

ミケランジェロ展の素描や、

安藤忠雄が大阪の小さな教会のために設計した、「光の教会」のことや、

いろんなことを重ね合わせていました。

(そしてバランス感覚がない私はシスティーナ・ホールで全体の体力の70%を出力して、最後の方はスルーがつづいたのでした。ま、マネは実物を見たばっかりだし!というのもありましたが)