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家プロジェクト 石橋

ここには千住博さんの襖絵、掛軸、この家のために描かれた大きなアクリル絵具の作品もありました。

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家プロジェクトはみんな、外から以外は撮影禁止なのですが、このあいだ山種美術館のブロガー特別内覧会で見た(そして特別に撮影できた)絵を重ね合わせて、

おおおーーっと。

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「ザ・フォールズ」横幅15mの大作で、床に敷かれた漆塗りの床が滝の絵を反射して、滝壺に流し込まれていくよう。

絵の下の方の、水しぶきはエアブラシ。


家プロジェクト石橋(なにか深い意味があるのかと思ってスタッフの方に聞いたら、

元の住んでいた方が「石橋」さんなのでした)

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こちらは山種美術館の「水の音ー広重から千住博までー」展、千住博《松風荘襖絵習作》 ですが、


家プロジェクト石橋 に展示されていた雲肌麻紙(くもはだまし)の紺色のアクリル絵具を下塗りした後、

上から白のアクリル絵具を流し落とす手法の滝の絵に重なりました。


山種美術館では山種美術館の空気が、この石橋 では古い民家のもつ空気も絵を際立たせていたように思います。




絵の手法や紙、材料などについては会場のスタッフの方に教えていただきました。

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襖絵は10枚のパネルで、銀泥を張った襖に、揉み紙という手法で、岩絵の具の群青をバーナーで焼いた粉をつかって、

直島の岩を描いた作品も水墨画のようでもっと濃い黒が繊細なニュアンスのある滲み方でよかった。

軸も、戸棚の小さな襖(専門用語があるんだけど思い出せない)に描かれたものまで、

古い家の座敷をぐるりと囲んだ幅の狭い廊下を巡って味わいました。

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庭に置かれた石も千住博さんによって選ばれ、配置されたもので、

庭と襖絵の呼応もおもしろく感じられます。