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横浜美術館 レクチャーホールにて2014年8月8日18:30~開催された「夜間特別鑑賞会」。

ヨコハマトリエンナーレ2014キュレトリアルヘッドの天野太郎さんによる講演がほんとうに素晴らしかったです。

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本展は序章と11話の構成になっているというお話のあと、


序章 ヴィム・デルボア《低床トレーラー》について解説を伺いました。

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美術館の真ん前に置かれた錆だらけのヴィム・デルボア《低床トレーラー》。

なんとベルギーからアントワープ経由で船で運ばれてきたそう。


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美術品は湿気をきらって船で運ばれることは稀なのですが、プレートもつくらず、

錆びるのを前提でそのままの形で運ばれてきたそうです。材料はレザー

アントワープといえば、ベルギーの画家、ジェームス・アンソールやポール・デルヴォーを思い出しますが、


ヴィム・デルボアもベルギー出身で、アントワープやブリュッセルと並ぶ中世都市ゲント在住。カトリック文化の中心の都市で生まれ育ったことが作品にも反映されているそうです。

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近寄ってディティールを見ると、ゴシック様式の教会を連想させます。

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序章はふたつあり、


ひとつがこのヴィム・デルボア《低床トレーラー》、ギムホンソック《クマのような構造物》。

アンモニュメンタルなモニュメント というサブタイトルがついています。


もうひとつは横浜美術館の入り口から入って真正面にある、マイケル・ランディの巨大な作品なのですが、

それはまたご紹介します。


ということで、きょうも出かけます!!