東日本大震災復興祈念特別展
奈良・国宝 室生寺の仏たち
仙台市博物館
7月4日(金)~8月24日(日)
国宝 十一面観音菩薩立像
室生寺蔵
写真提供:飛鳥園 「女人高野」の名で知られる室生寺は、堂内の仏像をはじめ、国宝 五重塔、境内の美しい風景などが多くの人を魅了してきました。この展覧会では、国宝 十一面観音立像など貴重な文化財を一堂に展示し、室生寺の歴史と文化について紹介します。
■特別展観覧料:
※予定 一般 1,400円
高校・大学生 1,100円
小・中学生 700円
(10名以上の団体各100円引)
きのう行ってきたのですが、室生寺に魅せられた写真家たちの仏像や室生寺の写真や、仏具などもよかったのですが、
何と言っても、広い展示室にファッションショーさながらにポーズをキメている十二神将にはやられたよ。
お客さんの中には、実際に室生寺で配置されている通りの方がよかったのに、
という人もいて、それもあるか、と思ったけれど、
こうだと、お客さんが滞るし、360度満遍なく見られる方が私はすきだな。
困ったような顔に山羊髭の摩休羅大将(戌神)。次元っぽい?
中指を上にしていたら似合いすぎて怖い(笑)。
大好物の十一面観音菩薩。
アクセサリーも繊細ですてき。
こちらが美男すぎる釈迦如来坐像。
裳裾のくるくる巻いているところもお洒落。
図録の写真はこの室生寺に魅せられた写真家たちの作品でもあるので、読んでいて楽しい。
写真展の様子までは図録に載っていないのですが、
和紙のオリジナルプリントが煤竹を支えにして展示されていて、
写真家とは紙も丁寧に選ぶんだなーと思ったけれど、あれは図録に再現はできないだろうなあ。
奈良にはなかなか行けないけれど、奈良の仏さまたちが東北においでになってくださったと思うとやはり有難いことであります。