なんとなく、美術展をたくさん見たような気がしていましたが、
棚卸ししてみたら、少ないものだ(笑)。
地元の岩手県立美術館には月に5、6回は通っているし、おなじ美術展を2回以上見ることもあるけど、それはノーカウントで。
美少女の美術史 青森県立美術館
大原美術館展 秋田県立近代美術館
橋本コレクション 指輪 神々の時代から現代まで ― 時を超える輝き 西洋美術館
私は見た:フランシスコ・デ・ゴヤの版画における夢と現実 国立西洋美術館
オルセー美術館展 印象派の誕生ー描くことの自由ー 新国立美術館
華麗なるジャポニスム ボストン美術館展 世田谷美術館
デュフィ展 Bunkamura ザ・ミュージアム
シグ セレクト Cyg
澤田哲郎の心情 盛岡市コレクション展2014 盛岡市民文化ホール マリオス
魅惑のコスチューム バレエ・リュス展 新国立美術館
徒然草 美術で楽しむ古典文学 サントリー美術館
草間彌生~永遠の永遠の永遠 秋田市立千秋美術館
現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションより 東京国立近代美術館
江戸妖怪大図鑑 太田記念美術館
クールな男とおしゃれな女 山種美術館
超絶技巧!明治工芸の粋(後期) 三井記念美術館
16展。
すんごく見た!と思っていたんですけど。
まあ自己弁護ですが、だんだん、美術史や作家についてわかってきて、
美術館の中に知り合い(ヴァーチャル知り合い。絵であるとか画家であるとか)がふえた結果、
ひとつの美術展から受ける情報量が爆発的に増えてきたこともあるんじゃないか。
きょうの「美少女の美術史」でも、
池田蕉園の絵が何点か出ていて、池田輝方と紆余曲折の末結婚して…とあって、
む?
「方」だとぅ?こやつ、国芳のスジのものだなと。
(横美の「はじまりは国芳展」で覚えました)
ただ、解説パネルに、池田輝方、池田蕉園ともに水野照方門下とあったのが気になっています。いろいろ調べたけれど、水野年方だと思われ。
国芳(くによし)ー月岡芳年(よしとし)ー水野年方(としかた)ー鏑木清方、池田輝方、池田蕉園 年方の別号に蕉雪があり、その蕉の字をもらって蕉園になったのでしょう。
で、池田蕉園の夫、輝方の絵は、山種美術館の「クールな男とおしゃれな女」展で見て、煙るような情緒のある男だなあと。蕉園の少女とどこか似ています。
勉強!と思って肩に力を入れない方がけっこう覚えるもんかもしんないです私の場合。