下半期の目標ブログネタ:下半期の目標 参加中
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STAND BY ME、

意味はそばにいてくれとか、支えてくれ、ということらしいのですが、


私はずっと、


自分自身で立つ(スタンド=立つ バイミー 自分で)

だと思ってました。すなわち自立。


マジでガチでそう思ってたよー。

「ドラえもん」もきらいなひとはきらいらしくて、川上弘美さんがエッセイで、なんでもドラえもんに泣きつくのび太君の依頼心の強さが好きになれない、


と書いていて、そんな表面的な…とびっくりしたことがありますが、ふつうのひとがびっくりする発想をするひとがクリエイターなんだろうと思い直しました。


私は小学館の学年誌で出会って以来、のび太君に共感してきました。

いつも負けっぱなしのくせに、ジャイアンに諛うこともなく、鉄拳をお見舞いされているのび太君。

宿題を忘れて先生に叱られるのがわかっていても、ジャイアンとスネ夫にいじめられたり、からかわれたりするのがわかっていても、登校し、空き地に出かけるのび太君。


弱いんだか強いんだか賢いのか馬鹿なのかわからないところがいいんだよー。

のび太君の打たれ強さ、飽くなき楽天ぶり、好奇心の強さ、そういうものが単なる依頼心の強いいじめられっこというレッテルには収まり切らないものを感じさせます。

人間をレッテルを貼って分類しても、するりと標本箱から抜け出しちゃいますよね。

それにのび太君は成長を見せてくれます。3月号では(笑)。

私が覚えている3月号ののび太君は、ドラえもんが未来に帰った後、ボロボロになりながら自転車の練習をしていた。

ちょうど私もその頃自転車の練習をやっていたので(えんえん2年がかりである)、すごくわかった。

藤子・F・不二雄先生らしい子どもへのまなざしを感じるのは、3月号では成長を感じさせるエピソードを、としていたところですよ。

ドラえもんが未来から帰ってくるエピソードはテレビのアニメで見たのですが、

ドラえもんを安心して未来へ帰すために、ジャイアンに立ち向かって行くのび太君、というのもいいエピソードでしたね。

というわけで、


うちののび太君も6年生ですよ。

いままでは私が出来そこないのネコ型ロボットだったわけですが、

ぼちぼち、

自立してほしいっす。


stand on ones own feet

っていうらしいデスね、英語では。

合ってたのは、

stand だけだった(笑)。

自分の足で立つ、ということでしょうか。

・ひとりで起きる

・ひとりで学校の準備をする

・ひとりでゲームの時間を決めて守る


このあたりから自立力をつけていってもらいたい。


お母さんは未来から来たわけじゃないけど、
いつか二度と逢えない場所に旅立つという点ではドラえもんと同じだしね。

ドラえもんが戻ってきたら感激するけど、ふつうのお母さんが黄泉比良坂を越えて戻ってきたら怖いっつーの(笑)!!