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ははっ!美術館の前にある木のシルエットが壁と入口の上の
でっぱっている部分(なんていうんでしょう)に分かれている。



夕方でクルマが混んでいて、入館締切ギリギリでした。


17:30入館締切、18:00閉館なんです。


でもきょうは古賀春江の図録を見せてもらうだけだからOKね~と

思いきや。

「閉架書庫内図書等の請求 水・土曜日 10:00-16:30
担当不在の際は、ご要望の図書等を提供できない場合があります。

閉架書庫資料の請求方法
備え付けの「資料請求票」に記入して、ライブラリーカウンターにお出し下さい。」



ってたしかにHPにもあるんですけど、蔵書検索とか作品検索のページしか見てなかったので…。

私もおばさんだから、「HPに書いてあったっけ?」と素直じゃないの(笑)。でもHPに載ってたの。

はずかしーーー。


凹んだのですが、受付の女性が、資料請求表を預かってくれて、司書の方が書庫から出すことができればカウンターで預かっておきます、と請け負ってくれまして。

まあ思い通りにはいかなかったけれど、明日解説で行ったときに~と思っていたら、

絶対無理だったでしょうね。あした見ることができればいいけど、来週でもかまいませんよ~と

お話してきました。

日本のシュールレアリスムについて、誰に頼まれたわけでもないけど、個人の興味でしらべたり、図録をみたりしているんです。


あと、シベリヤ抑留と画家や彫刻家というテーマも気になっている。


きょう絶対に澤田哲郎展を観たかったのは、「シベリア抑留」について、ご尊父の体験を具に描いた、

おざわゆきさんの「凍りの掌 シベリア抑留記」が読んでからずっと胸にあるからです。


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すきでよく走りにいく、盛岡市の高松公園にも、


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シベリア抑留平和記念慰霊碑があって、通るたびにいろんなことを

考えます。


「おおきなかぶ」の絵本で小さい頃から親しんでいた佐藤忠良さんも

シベリア抑留を経験していることを自伝で知りました。


このテーマについては、まだまだですが、藤田嗣治の戦争画をはじめて

見た時に受けた衝撃が根にあります。




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きょうは思い通りにはいかなかったけれど、


美術館から出る時に、男の人が、



屋外に出ている、土谷武の「鉄と石」を撮ったり、


夕日に映える美術館を撮ったりしているのがよかった。



きっと彼はいま満ち足りた気持だろうな、と思っただけで、

気持ちが澄むような気がした。