![中高の夏休みなにしてた?](https://stat.ameba.jp/common_style/img/home_common/home/ameba/allskin/ico_kuchikomi2.gif)
学生ですから、勉強でしょうそりゃあ。
宿題もあったけど、そんなものは2、3日で終わりますよ。強敵は「夏休み明けテスト」。
いまもあるのかなあ。
小学校までの夏休みの宿題は、夏休みになる前に終わらせるからいい。「夏休みの友」は読み物ページもあって、読み物として母が懇談から帰ってくるのが楽しみだった。「夏休みの友」はその日からやり始めるから、夏休みにはもう終わってるんです。
中学になったらこの友が友じゃなくなり、教科書を見ても答えの載ってない問題もあったりして。
追い打ちをかけるように始業式に試験ですよ。ひどいひどすぎる。
と、いまなら思うが、私は群れの羊だったので、
宿題も自由研究も試験対策も真面目にやっておりました。
あと、中学時代は部活もあったなー。毎日じゃないけど、お盆休み以外はまとまった休みはなかった。
部活のあとのプールだけが拠り所…って運動神経悪いくせに、みっちり部活のあとにプールか!
でも当時はそれを何とも思ってなかった。いつも行動をともにする友達が午前は陸上、午後は水泳の練習だったから。運動神経抜群なので、体操部なのに陸上競技会にも水泳競技会にも出なきゃならないわけだ。でもこいつは私とすべてが対照的で、
練習をサボってもへーきな顔をしているのだ。なぜなら本番にめっちゃ強くて、陸上部の子より自分の方が速いと知っていたから。
まあそんな運動神経はいいが、人間的にどうよな友達と、真面目だけが取り柄の私がなんでえんえん付き合っていたのかって感じですが、
ふたりでプールのあと、急坂をブレーキなしで下る遊びに夢中だった…あたりが同類。
勉強と運動と読書。
それ以外なかったと思う。
そしてそのわりには体育はいつも苦手だったが、いまでも体が柔らかい方なのは、
苦手でもなんでも、毎日身体を動かしていた若い頃のおかげかなーと思う。
勉強も得意じゃなかったけど、宿題も試験範囲も甘く見て放置、なんてしなかった。
あとは本ばっかり読んでたなー。
中学時代はアニメ第一次ブームだったので、松本零士のアニメを録音して、そのテープを聞きながら英語をやっていた。
蝉の鳴き声を耳にすると、いまでも、
マゾーン マゾーン ラフレシア♪
というマゾーンたちの歌声を思い出して、涼しくなる。裏手は林だったから弟の勉強机の置いてある部屋は暗くて涼しかった。
暑い時はむろに入って江戸川乱歩よろしく蝋燭の火で勉強…親が知ったらただじゃおかなかったと思うが、すぐに飽きてちがう部屋に移った。
いや、思い出してみると、プールとかマットとか、勉強とか勉強とか勉強しか思い出せない。
花火も中学になるとやらないし、夜にカブトムシ取りにでかけるのもやらなくなったし、
中学からの夏休みはひとりの時間が激増した気がする。
そうだなー、
ひとりの時間が多い夏休みっていうのを6年間やっていたと思う。高3になって補習授業も出たけど、プリントと先生と黒板とノートの往復だけで、誰かとおしゃべりしたとか、終わった後喫茶店でしゃべったとか、ないなあ。
んー、
そんな夏休みだった。
でもいつも心も中で静かに充実していた。