三木富雄「EAR」1970
きのうたまたま読んでいた本に、三木富雄の「耳」と工藤哲巳の「増殖性連鎖反応」が反芸術の
作品として挙げられておりまして。
あ!工藤哲巳、青森県立美術館でみた!と。
そしてさらなる小さなリンク。
きのう、大原美術館展の記事を書くために、「大原美術館 Ⅱ
日本近・現代絵画と彫刻」:をめくっていたら、
三木富雄の「耳」をみつけたんです。
「大原美術館展」には彫刻作品は来ていませんが、
秋田と倉敷の両方におなじ作者のおなじモチーフの彫刻がある、
というリンク。
京都駅でもあったし、
(京都市内のあちらこちらにあるそうなので、
島根県立美術館前にも、
館内にもありましたね。
ほかの美術館でこんにちはした彫刻家の他の作品に、ちがう美術館やパブリックアートで
再会したり、
おなじ彫刻をほかの場所で見たりすると、すごくうれしい。
舟越保武の「道東の春」、岩手県立美術館の入り口前の広場にいますが、
箱根彫刻の森美術館にも(もちろん野外)います。
はじめは絵画にしか興味がなかったし、絵画も限られた時代の限られた画家だけがすきだったのに、
ずいぶん範囲が広くなってきたなーと思います。
ブロンズ彫刻について調べていたら、マンホールも鋳造、とあったので、
マンホールも彫刻作品だなーと。
ちなみに、
彫刻の種類、で検索すると、ブロンズとか石膏とか木彫とか石彫ではなくて、
墓石屋さんのHPがどーっと上に来ます(笑)。
舟越保武も彫刻について習ったのは墓石屋さんだったそうだしなあ。
彫刻については、すきになってきた、くらいですが、
パブリックアートを見るのが楽しくなって、ますます、ただあるくだけで楽しい状態になってきています。
マンホールを見たり、外灯のデザインも見なきゃならないし、駅前の胸像とかモニュメントとか、そういうものもすきだし、きょろきょろの対象が多くてなあ。