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パッケージの大正モダンな女性のイラストに惹かれて、
手に取って見ました。

お盆の懐かしいお菓子のひとつです。

たべたことはなかった気がする。


裏面に、このお菓子が森永製菓創業者の森永太一郎によって
明治30年代の日本にもたらされたお菓子のひとつであることが
誕生メモとして記されていました。

メーカーは花舎(はなのや)で福井のお菓子メーカーなんですけど、
お菓子界の伝説的人物ということで、他社であってもやはり敬意を表して、
ということなのかしら。

森永製菓の創業者森永太一郎氏については、まえに盛岡で、
「お菓子で笑顔に」展があり、そこで知りました。

佐賀県伊万里市出身なんですね。


明治の青年たちはほんとうによく海外に出るなあと思います。

鹿児島生まれの黒田清輝は1866年生ですが、17歳で法律をまなぶためにフランスに
留学していますし。法律を学びに行って、絵にシフトして外光派に学んで帰ってくる、
というあたりが、


伊万里焼を海外で売る野望でアメリカに渡ったもののあえなく失敗し、今度はまだ
日本人が知りえなかった西洋菓子を学んで帰ってくる、

というあたりが共通しています。