ぱっくり割れたクープ。ブラックオリーブはミキシングでやると、
業務用のスパイラルとかじゃないので、つぶれちゃいますからね、
手ごねで混ぜ込むのですが、今回は水切りがうまくいって、
混ぜ込みも上達しました(笑)。
この一体型のクープナイフも使いやすくてすきです。
たぶん、これでならデザイン性のあるクープもできるんじゃないかなあ。
唐草模様とか家紋とか、いろいろ入れているのをみると
真似したくなるのですが、せいぜい、スマイルマーククープくらいですね。
十文字クープはいちばんシンプルですが、
ごはんをしゃもじで掬うときに、まるく側面に杓文字を入れて、
次に十文字を入れてからごはんがつぶれないように返しますよね、
あれを連想します。
パンをたべるとき、十文字を入れてからたべる、というのを読んだことがあります。
キリスト教の教えが反映されているのかと思いますが、
ごはんとパン、国や宗教の違いを超えても、丸に十文字が共通しているのが
なにか人の営みってこうだよあなと思えておかしくうれしい。