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萩尾望都のマンガをしばらく読んでいなかったのですが、おかげで当分確実におもしろいマンガがある、という状況に…。

「ここではないどこか」シリーズは「春の小川」で完結なのでしょうか。

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言葉と絵から拡がる世界がここではないどこかにあり、

いちばん現実に近いような舞ちゃんと天草夜羽根(ヨハネ)のシリーズのなかにも、舞ちゃんの内面世界の海が揺らめいています。

萩尾望都のマンガがすきなわりに読んでいないものもまだまだあるのですが、

初期からずっと青い海からやってくる幻想世界が、ある時期描かれていたリアルな日常の中にある、小さなドラマと融合したようないくつかの作品と、

バレエそのものが描かれているのではないのですが、人物の体型や動きやポーズが骨格が感じられて、絵の一つ一つに身体表現のおもしろさを感じたりします。

舞ちゃんがじつは生まれつきバレエ向きの身体能力の持ち主だったとわかる場面では、はっきりバレエのポーズが出てくるのですが、ほかのさりげない場面でも、太ったひとでも、ちゃんと骨があるなあと(笑)。

萩尾望都の描く手足がすきですが、相変わらずうまくて、もっと手足のアップを!と思います。

ストーリーを追って楽しみ、ポーズの一つ一つを味わい、

「海のアリア」「あぶない丘の家」「バルバラ異界」と読んでいなかったマンガも、おいおい読もうと思います。