ブログネタみたいなタイトルですが、ちがうわよ。

私がいちばんすきな筆記用具はなんといっても鉛筆です。

2Bがいちばんすき。

私の絵がド下手なのはすでに何回かお見せしたものでご存知の方もおいででしょうが、


こんな私がドラフターで製図を引いていた時期があったです。なんでまた!いや再就職の教育カリキュラムで、パソコンを覚えられる科目はないかなーと思ったら、機械製図のCADしかなくて。

事務系のソフトを学ぶ科目は若い人しか入れないことになっていて、33歳の私は自分がおばさんだと教えられたわけですよ。

CAD目当てで入った科ですが、機械製図と旋盤があり、前半3ヶ月はドラフターで製図描きと旋盤でねじ切りしたり、穴あけをしたり。

やっているうちにドラフターでの製図がすごくすきになり、製図用に揃えた6B~HBのステッドラーの青い鉛筆で線を引くのが無上の喜び…下手だったと思うけど、苦手だった幾何学がいまならわかるわ!とか思ったのは収穫だった。

よく三角関数なんて社会に出たら役に立たない、と、学校の勉強は実用性はないみたいなことを言う人がいますが、

学校で習ったことは全部いつかどこかで役に立つと思ったよ。

いま使っているのはユニ、トンボ、三菱、などのシンプルなものに、鉄道博物館やプラネタリウム、サザエさん展や天神様で買った鉛筆たち。

昔はボールペンがすきだったけど、いまは鉛筆がいちばんだな。

黒板にチョークは左利きには書きづらい気がするんだけど、コンクリートに落書きをするにはチョークがすきだった。ポスカは販売員時代に絵もレタリング(実は元新聞部なのでレタリングも練習した…やっぱりド下手)もポスカでがんばっていたので、懐かしい。

マジックやサインペンやフェルトペンは苦手です。

漫画家になりたかった小中学生時代、丸ペンとかGペンを墨汁につけて線を引いていましたが、鉛筆の下書きがすでに下手なのに、ペン入れするとさらにさらにで。漫画家にはなれなかったが、漫画家への尊敬の念がさらにまし、こんなに大変なもので漫画を描いてくださってありがとう、という感謝の気持ちが醸成されたのでよかったです。

筆は書道教室に通ってもなにをしても、まったくダメでした。左利きだと運筆ができないので右手に持ち替えて書くので事態は泥沼化ですよ。


鉛筆はいい。

右利き左利き関係ないし、間違ったら消せるし、木の軸がここちよいし。

鉛筆削りは藤子・F・不二雄先生ご愛用のものとおなじ、三菱のシャープナーです。重たいんだが、40年修理なしで使っています。

ということで今朝も息子の鉛筆を削るついでに自分のものも削る私でした。