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岡田美術館、よかったー。


展示手法も館内の照明設備も、制服もスタッフの人的サービスも、

徹底したセキュリティ(カメラ・ケータイ・飲食持ち込みぜったいダメ)も、

もちろん展示作品もすばらしかった。

歌麿の「深川の雪」を見た後、順路に従ってほかのフロアの展示作品も見たわけですが、


気分はフルマラソン。


しまった、「深川の雪」は10kmだった!
ハーフにもまだ着いてないよ!と焦るくらいどれもこれも名品ばかりで。

美人図の特集展示で松園の「汐汲み」(美品!!ライティングも表装も泣けるほどよかった)に駆け寄ったあたりがハーフ地点かなあ。


その後も「伊年」「若冲」「鈴木基一・守一」「盧雪の孔雀牡丹図」「曾我蕭白の鬼退治」etcetcで、


35km地点に来た時はもう脚はガクガク。

(あくまでマラソンのイメージに重ねております。空調が申し分なく、意外に疲れなかったです)

でも、

あの絵師もあの画家も、みんなが完走を見守ってくれている、という高揚感で最後まで楽しく完走できました。

フルマラソンの最後の最後は、沿道の応援に来た人にもボランティアの方にも、選手にも、ありがとう、ありがとう!という気持ちですが、それは東山魁夷の「朝の聖堂」でしたねー。


館内を出て、


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ミュージアムショップに着いた時は、記念のメダルをかけてもらうような気持ちでした。

ポーラ美術館のお姉さんたちも化粧品会社をしょって立ってるわけで美術品揃いですが、

ここのお姉さんたちもきれいな人揃いで、美術館かくあるべし!と思った私です。

(バスの中で途中まで書いて酔った…。箱根登山列車で落ち着きました)