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スタートはこのように並んでおります。
けっこうハーフ一般女子のところにハーフ男子がいたり、
ファジー(笑)。

前の方が空いているぞ、という人がいたり、
胃や今回は後から走る作戦、という人がいたり。

ちなみにハーフ一般女子の後ろは、30km一般女子。

30kmを制限時間2時間45分で走るなんて、ワタシからしたらそれはすでに一般ですらない(笑)。


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よーい、どん。
ゲストランナーの川内選手がピンクのゼッケンで飛び出しました、というアナウンスから
私が並んでいるあたりが動き出すまで1分くらい。早っ。




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走りはじめて2kmくらいだったかなー。

橋と錦秋湖の風景がうつくしくて、あー、なんていいコースなんだろう、
とうっとりしました。

きょうはいまにも泣き出しそうな空模様だったのですが、おかげで涼しめでした。
私はサングラスも帽子もナシで走ることにしたのですが、最後までどんより空でした。

空が青く、天気がいいと風景の写真がきれいですが、走っている人に優しいのは
このような曇天、もしくは、パラパラ程度の雨でしょうか。私は雨の大会がすきです。

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緑に映える真っ赤な鳥居。

10kmをすぎて、13kmあたりまでがいつものことですが、
苦しいところで、神社をみかけるたびに、自分の分身をつくって、
代わりに神社で昼寝をさせて涼ませることに。

(あくまで空想の中でですが)

そのパワーが私に跳ね返って、やがてスパートできるはずだ!とかいう
妄想でもって、自分の苦手なこのパートをやりすごします。


苦しい時はいろんなひとの言葉が思い出されるもので、

高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンの前日のマラソンクリニックというイベントで、大会長でもある高橋尚子さんが、

どんなランナーでも、オリンピック選手でも市民ランナーでも、マラソンを走っているとき、
必ず何度か苦しい時がくるんです、でもそこを越えると楽になるんです、ということを
語っておられて、

それを思い出して、かならず楽になるときがくる!

と思ったり、

「エースをねらえ!」

のなかで岡ひろみが、強烈なレシーブを放つ対戦相手に苦しみながらも、でもこの人の方が体重が重い分、きっと疲れてる、と思って粘る場面とか、
(相手は相手で、この子はやせているし、スタミナないわ、と見切っている)

次から次へと自分に都合のいい言葉を思い出して自分を励ます(笑)。




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走りはじめたときは団子ですが、折り返しが近くなってくるとこんなものですよ。

けっこう前の人との距離が空いてきます。

細かいアップダウンが確かに多くて、高低差40mじゃ大したことないな、
と思っていましたが、こまめにやられると意外にキツイものだとわかりました。

いつもは坂道で抜かれることはないのですが、今回は3,4人に抜かれ、
けっこう自分にショックでした。うーん、根性が足りなかったのか…。




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おじさんたちも速い人たちなんですよ、ハーフの折り返しですから。

でもポカーンとこちらを見ているのは、
じつは川内優輝選手が通りすぎたためです。

あまりに速いので、撮ろうと思ってかなり前から待ち構えていたのに、
シャッタースピードより先に画面から消えていた(笑)。

私がいま50メートル全力疾走したとしても、川内選手の30km折り返しよりも遅いと思われ。


折り返しの10㎞をすぎてからは、写真を撮るより少しでも速く、と
思っていたのですが、うーん。


考えてみればたかぎなおこさんはマラソン大会のコミックエッセイを描くために、
相当写真を撮りながら走っているわけで、もし、資料用の写真を撮らないで走ることになったら、
サブ4もかるいのでは…てなこともちらっと考えました。


小刻みアップダウンのこの大会ですが、よし、あと500mくらいだ、とスパートをかけようと思ったところが
上り坂…。これはけっこう心折れましたが、なんとか根性で2人くらい抜きました。

もう前回より遅いタイムだということはわかっていても、最後はやっぱりスパートした方が
気持がスッキリするので。

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スタートフィニッシュが道路上にあるので、走り終わってから、
また戻って記念撮影。

大きな都市型の大会だとクルマは完全に通行止めですが、地方の大会の場合は、
大会の運営の方や、警官が路上で車の流れを抑えてくれます。

ありがたいなあ、と思いながら走りました。


派手な応援はなかったですが、
スタートしてすぐのところでは中学生が応援してくれました。
それも、学生応援団のような応援で、懐かしかった。

途中何カ所も特養ホームがあって、ホームの利用者の方が
車椅子で応援してくれたり、
学生さんがブラバンで応援してくれたり、

太鼓の応援もあったなあ。


素朴に手を叩いて、がんばれ、がんばれ、はやい、はやい、と言ってくれたり、

あと5kmです!がんばってください、と言ってくれたり。

(でもあと5kmです、は私には、うっ、あと5kmもあるのか!とマイナスイメージなのですが)

ほんとうにいい応援をもらいました。


自分としてはそんなに楽に走ったつもりもないけれど、タイムが思ったよりよくなかったので、
練習と体調管理を真面目にやっていこうと思います。

次は6月8日のひがしねさくらんぼマラソン。またしもハーフ!

さあどうなるでしょうか…。