ふっ。


やっぱりあの子どもの親ですもの。


本気を出しませんでした。


パンとラン、映画、庭木の剪定、振込、記帳、gym、

映画館のかえりにおやつを買う(息子が)、


しかし暖房器具はまだどれも出てますわ。しまおうと思ったら、タンクに灯油がばっちり入っていて、

それをポンプで灯油缶に入れたりするのがすごく億劫…。ほら、梅雨時も寒いでしょ結構。梅雨が終わってからでいいんじゃないかなーと日和った(笑)。


修学旅行の準備は息子財布にお小遣い3000円を入れたくらいじゃない?あ、ガイドブックもリュックに入れた。ゴミ袋も。


そんなに手間のかからない作業だと思うと明日に回しちゃってさー。



私、あしたは本気を出せるんでしょうか。


ちなみにあしたは、


gym、ラン、パンを全部焼く(4つ)、修学旅行の準備、息子を早寝させる、

というようなことどもが待っております。


17日には久しぶりに萬さんの解説当番でして、前回から今回までの間に、萬さんの「生命の爆発展」を見てきたり、三重県立美術館の「キュビスムへの抵抗」という萬さんの「木の間から見下ろした町」を中心にした論文を読んだりして新しいネタを仕入れたことは仕入れたんですが、消化できているかどうか甚だ心もとない。


山下裕二さんがトークイベントで、最初にバーンと目玉を持ってきて、と、「超絶技巧!明治工芸の粋」の展示について語っておられたのですが、


私もまずはバーン!と目玉からやりたい。



全然関係ないようだけど、インパクトというと、いつも「Shall we ダンス?」が思い出される。



草刈民代演ずる先生がダンス大会に出ることになった、渡辺えり演ずるダンス好きのおばさんと役所広司演じる主人公のおじさんに、


最初は中央が空くから、そこに走って(ダンスのステップなんだが覚えていない)入り中央でポーズを決める、これは審査員にインパクトを与えるわ、というようなことを言うわけですよ。



最初だ、最初のインパクトだな、と以来思うように…。


当時私はメガネの販売員をやっていたのですが、接客においても、いちばん最初にいちばんおすすめのものをどーだ!と見せる。あとはあんまりこちゃこちゃ言わない、という方式を採択していました。



あと最初のインパクト、というと、横浜美術館の「国芳展」を思い出します。



いきなり、どーんと「一つ家」。


あれはキイタ。すごい!やってくれる!でっかい絵なんですよ。額もかっこいいの。それがいきなり、ドーンでしょ。



たいてい、美術展というと、その画家についてのこちゃこちゃした説明や、どーでもいい肖像画とか、初期のどーでもいい絵からはじまって、そこでクソまじめな人たちがこちゃこちゃ蟠って先に進まないんだ。


私はふだんは愚図でどんくさいが、すきなことにかけては速きこと風の如しであって、一瞥して、あ、このパターンは、と思うが速いが、ずんずん先に行っちゃいますね。


すきな絵だけたっぷり、誰にも邪魔させないで一対一で視たい。あとはどーでもいい。


いつもはそうだったんだけど、「はじまりは国芳」、あの展示構成にはやられた。思わず最初から順々に見てしまった。かっこよかったなあ。鏑木清方の「妖魚」、あれもよかった…インパクトだいじ。



と、脱線したのですが、明日のために今日できることはただひとつ!


お風呂入ってパジャマに着替えて、早く布団に入る。これだ。




明日こそ本気出す。


そのために本気で寝ます(笑)。