バルテュスの「猫の王」を見たら、長谷川潾二郎の「猫」が見たくなりまする。
宮城県美術館所蔵なのですが、いま「猫」は展示されていなかったー。
んっんっんっ、と猫が額を押し付けてくるポーズ。
匂いづけらしいんですけどー(笑)。
田村セツコについても、もりげき8時の芝居小屋でみた「美しいモノに囲まれて」の
鈴木悦郎から松本かつぢラインで気になっていたので、
そして鈴木悦郎の本も!
その鈴木悦郎の本の中に、田村セツコが描いた核心の男三人で暮らす「美しいモノに
囲まれて」ライフが描かれておりました。ふはっ!
「江戸浮世絵を読む」小林忠(ちくま新書)。江戸博の「大浮世絵展」のナイトミュージアムにて、
小林忠氏の講演がありまして、やはり活字で目にするのと、その講演をライブで聞くのとでは
身の入り方が違う。
小林忠、とあっただけでもう読むぞ!と思うもんなあ以来。
浮世絵や江戸絵画についてもずいぶん展覧会を見るようになりましたが、
基本がわかっていないので、たぶん、見落としも勘違いも多いのであります。
勉強するであります(たまには)。
あとは山下裕二さんの「岡本太郎宣言」横尾忠則さんの「コブナ少年」「高畠華宵」。
すでに読んだことがあるものばかりですが、
借りてきた雑誌以外はすべて720番台…美術であります。いいのか。
考えてみれば借りた雑誌だって、「負けないカラダ」(日経ビジネス)だし、
CDは落語だし、大雑把にいうといま私の関心は、
9類から7類へ向かっているんですなあ…。
昔は文学関係しかよまなかったんですけど、
年々文学以外のものしか読まなくなってきた気が(笑)。
これでいいのか。これでいいのさたぶん。