江戸東京博物館の常設展示は、中央に架けられた日本橋を境に、江戸と東京ゾーンに分かれているのですが、
きょうは主に東京ゾーンを見ました。
作家の森村桂さんの「お菓子と私」の中に、貧しい時代にドーナツ型のパン焼き器を売り、これでいよいよオーブンを買うしかなくなったと強がりをいう場面があるのですが、
私はパン焼き器がどんなものかわからず、そんないいものがあるなら、オーブン要らないんじゃ?と不思議でした。
こんなんだったんですね。
息子は不発弾の前から離れず、鉄をこんなことに使うのはもったいない、プラスティックで作ればコストダウンなのに、
と非国民発言を繰り返して憤っていました。そこじゃない!つくづく平和な時代でよかった。戦時中だったら息子みたいな子どもも、吊るし上げでしょうね。
スバルのテントウムシ。愛嬌があって可愛い。復刻版があったら買い換えたい(笑)。
人力車があったので、乗ってみました。
輿も乗りたかったけど、そちらは若い娘さんが並んでいたのでさすがに遠慮したのでした。
「大江戸と洛中」のあと、常設で関連DVDの上映会もあり、
山の手と下町の成り立ちが興味深かったです。そういえば柴又の帝釈天って行ったことがないなあ、などと思いつつ。
展覧会の上映会っていいですよね。