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焼けたあ♪

パン・ド・セーグル・フィグ、フランスのライ麦パンです。


フランス語でライ麦のことをセーグルといい、
ドイツ語ではロッゲン。

ロッゲンなんとか~だったらドイツパン、セーグルとついていたらフランスパン。

ドイツやロシアなどのライ麦パンはライサワーをつかって、重く、酸味のある、目のつんだ
ライ麦パンですが、

フランスのライ麦パンはインスタントドライイーストをつかうし、小麦の割合も多く、かろやかな食感が特徴です。







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このパンは発酵種をあらかじめ作っておくのが特徴です。

発酵種をあらかじめ用意しておくことによって、味に奥行きが出たり、
ライ麦と小麦のつながりがよくなったりします。

発酵種に使うのは、リーンなパンの生地の残りですが、
今回はレーズンスタータのカンパの生地だったかな。

その時々で味わいも微妙に変わると思います。

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ドライフィグは中央バター商会のトルコ産のドライフィグで、1kgで
売っているものがなんといってもお買い得です。

また、イチジクのプチプチした食感がすきなので、コーヒーの
お供に胡桃とフィグがあると口の中が楽しくなります。
(それをクッキーにでも焼けばいいのだが、そこは面倒に感じるのだ)


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粉、発酵種、塩、ドライイースト、水を入れてミキシング低速3分中速5分くらいかな。
だいたいまとまったところでフィグをちぎりながら混ぜ込みます。
(ヘタの固いところが入らないように)


昨日は出入りがあったので、焼くのは翌日(すなわち今日)と思って、

1次発酵をかけたあと折りたたんで冷蔵庫へ。

冷蔵庫の中でも発酵が進んでいたので、朝出して、2時間後に形成、
発酵させて焼成。

焼成しつつ、友達と電話でおしゃべりをする。ふはは!


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ぷっくうするよ、というのが最近の息子の口癖で、それはちょっと怒っていい?
という意味だが、この生地もぷっくうしてるなあ。

いかにもべたべたしていそうなので、ここはキャンバス布に多めの打ち粉で対応だ。


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ペタッとな。のしもちみたい。

130gくらいで分割して丸め、伸ばして形成。

折りたたんだ方を下にする、折りたたみクープ。

焼くときはひっくり返します。

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本には書いていなくても、ライ麦パンの時は石焼方式のスチームを
入れてから焼いています。

つまり小石の入った天板を仕込んでおいて、280℃で余熱し、
水を小石にかけるわけですよ。ジュワワワワ、と
音がして物凄い蒸気が発生。

あ、蒸気が発生してからの窯入れは熱くてできないので、あらかじめ
パンを窯入れしてから間髪おかずやっています。

で、蓋をして1分放置。

その後200℃に下げて15分~20分、パンの焼き色を伺いつつ
焼くわけです。

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スチーム効果と鉄板×銅板で底火を強くさせているので、
ぷっくうしたよ♪
おもちみたいですよねー。

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できあっがり~♪
薄くスライスしてチーズと共にワインでお楽しみください、って感じかな。

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折りたたみクープでつく、レリーフがアラベスク模様みたいで
けっこうすきです。

課題はフィグがバランスよく生地に練り込まれないこと。

むずかしい…。