先日出かけた岩手県民会館で気になるチラシをもらってきたー!
なんと木彫りでパンをつくっている!
場所は市内のわかりやすい場所にあるし、さっそく行こう!
と思ってやっといろいろ落ち着いた今日、行ってまいりました!
シグ、変わった名前だなあと思ってHPを見たら、
東北のアートがクロスする場の一つになりたいという意味をこめて、
北の十字星とも言われる白鳥座の Cygnus の略語から Cyg と名付けたそうです。
予想以上の喜びぶりでした!
作品に触っちゃダメ!と言いかけたら、
ギャラリーの方から、こちらは触って、「かぶって」いい作品です、と。
ほかの作品は撮影NGですが、こちらは撮影OK。
ピタパンです。色合いからピタパンですよね(笑)。
横を向くと、ピタパンのポケットに息子の頭が入っていて、
そこはかとないブラックユーモアを嗅ぎ取ることもできます(笑)。
素材となる樹木は作品によってちがうそうですが、
こちらは米檜(べいひ)。文字通り、米のような白い檜で、
ギャラリーの方に勧められて匂ってみるとたしかに檜の香りが。
ぜひギャラリーでかぶって、匂ってみてください。
私もピタパンを被ってみた-。
でも大丈夫!
中華まんはぴったりだった。
似合いすぎてコワイ(笑)。
プレッツエルもアンパンも可愛かったし、ホットケーキも愛しいし、
ナンをイメージした大きな木彫りのテーブルはほしいくらいだったし、
フォカッチャの工程を作品にしたものがあって、
そちらは完成品のフォカッチャに思わずオリーブの実をつめたかったくらいです。
いままでにもたべものをモチーフにした木彫り作品を多くつくっていて、
ギャラリーの方に見せてもらった作品集には、
公園のシーソーみたいなフランスパンがあって、
実物が見たかった。
息子はタイトルロゴにもあしらわれている「マナラさん」が
すっかり気に入ってしまい、
ネットで検索した「マナラ パン」の画像に私もびっくりしました。
みなさんもぜひ、「マナラ パン」をご覧ください(笑)。
広野さんの木彫り作品のウィットと温かみに、
なんとなくボテロの作品を重ね合わせてしまう私です。
3/30(日)までシグ・アートギャラリーで開催されています。
Cygから徒歩15秒(秒て…)の喫茶cartaでは広野じんの作品を
イメージしたスペシャルメニューが出されているそうなので、
また近くに行った際に覗いてみようかと思います。