自分が走るようになってから、マラソン中継やマラソンランナーの書いた本、マラソンをテーマにした小説など、

いろいろ見たり読んだりしてきましたが、
このマンガはかなり強烈に惹きつけるものがあります。

絵ははっきり言って上手くないし、コマ割りも多すぎて、ちょっと古いなあと感じますが、

具体的で理論的な解説やトレーニング方やが読ませるんですわ~。





このドリンクが取れなかったときの痛恨、
昔は全然わからなかったですが、

今はわかります。

それは完全にわかったということじゃなくて、10km60分がやっとの自分でさえ、
給水ポイントでうまく流れに乗れず、給水を諦めて次のポイントまでまだまだあると、

けっこう辛いものがあり、優勝レベルの選手が給水に失敗するってどれだけのダメージだろうと慮ることができるようになったというか。

ここでは一馬君のアイディアで無事給水成功!




そしてこの最後の給水ポイントを飛ばして勝負に出る高木!







しかし、ここまで重ねた無理と気温の低さが高木を襲い、ついにゴール3km前で動けなる。猛烈な痙攣に座り込む高木。







しかし、高木は両膝をゼッケンを止めていた安全ピンで突き刺し、その刺激でかろうじて立ち上がり、ゴールを目指すのだった。










高木のそのひたむきな情熱に、ふたたびゴールのテープが張られ、会場は高木コールで彼のゴールを待っていた。




別れた妻は高木のマラソンの試合を見て、親権をあきらめ、数多くのスカウトを断り、市民ランナーとしてこ街でやっていくという決意を新たにした高木。

飲んだくれのろくでなし、という冷たい目で見ていた町の人たちがいまでは高木の応援をしてくれている。

高木は膝のリハビリをしつつ、次の目標を決める。

夏の北海道マラソン!


というのがこの「家族の絆」で、

コンビニでこのマンガを手に取ったときの私は、下関海響マラソンのあとずっと走っていなかったことから、2月のハーフ2本にほんとうに自信がなく、

特に出雲くにびきマラソン大会の制限時間は無理だろううとブルーでした。

そんな時このマンガを読んでいると、慰められ、励まされたんです。

というわけで北海道マラソンの話が早く読みたい!と思っていて、きょうコンビニでみつけて喜んだのでした。

福岡国際マラソンは国際マラソンなのでまず一生かけても出られませんが、

北海道マラソンは制限時間が5時間なので、その気になれば…と妄想しつつ読んでおりました。