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「OH!マイママ」、で、ママって誰?

ソファで談笑しているマダム?

いえじつはその隣のアメリカ陸軍大佐なんです。

フランスの国会議員アラベールは息子のルイと来月、同じ日に結婚式を挙げて、

これでさらなる好感度のポイントアゲを狙っていたのですが、

そこへユネスコの会議に出席するアメリカ陸軍大佐フランクが訪問し、

じつは20年前に失踪した妻のマリーなのだと告白。

マリーは元々自分が男だったら、と思って生きてきたと打ち明け、職務上知り得た情報から敵国に狙われるようになり、

(政治家の妻におさまらず、自分の仕事を持っている女性だったらしい)

家族に火の粉がかからないよう整形と性転換手術をし、アメリカ陸軍大佐フランクとして生まれかわったのだという。

NLTはフランスのブールヴァール劇(グランブールヴァール駅周辺で上演される大衆演劇。コキュとか艶笑っぽいやつ)などの翻訳劇を中心に上演している劇団で、

NLTは、

NLTとはラテン語で「Neo Litterature Theatre」(日本語では新文学座)の頭文字をとったもので、名付け親は岩田豊雄獅子文六)。


文学座を設立した久保田万太郎、岸田國士、岩田豊雄のうち岩田豊雄が、君たちは新しい文学座をつくりなさい、


と、三島由紀夫の「喜びの琴」上演中止をきっかけに退団した賀原夏子、三島由紀夫、南美江らの劇団に名付けたそうです。


きのうのロビー交流会で息子が手をあげて、劇団名について聞いたんです。


私は高校時代に浅野温子が獅子文六と山口瞳がすきだ、となにかのインタビューで答えているのを読んで、


そこから読むようになったんだけど、

(「スローなブギにしてくれ」のCMの浅野温子がメチャクチャ好みだった。猫っぽい女の子がすきなのだ)

お芝居のことは全然知らなくても、獅子文六も、三島由紀夫も読んでいるので、


あー、なんでもやっておけばどこかでひっかかってくれるなあと。