美術館にて解説ボランティアをしてきましたー。

常設展の展示替えのあとで萬さんのお部屋もだいぶ様変わりしていました。

はじめて見る、十代の絵の色合いの爽やかさ。
ちょうど赤瀬川原平さんの印象派についての本を読んだところだったので、

モネやシスレーみたいだなあと思ったり。

新鮮な気持ちで解説をすることができました。


きょう来てくださったお客様は、萬さんの絵を見たことはあるけれど、
そんなに詳しくは知らない、という方でした。萬さんの先生だった黒田清輝の絵とか、
当時の日本では裸婦像はまだ受け入れられていなかったとか、萬さんの家族の写真とその絵など、

自分自身も楽しみながら、萬さんの絵をおもしろいとか、心惹かれるなあとか、可愛い(可愛い一面もあります)とか、そんなことを思ってくださるといいなあと。






(いま諸般の事情により画像がひっくり返っておりまする)

常設では五味清吉特集もはじまっていて、「たけに草」の掛け軸みたいな縦長の絵や、日本神話を描いた絵がすきなのですが、

いままで知らなかった絵が、特にルノワールみたいなふくよかな裸婦の絵が多くあり、萬さんと同世代でのこの画家にも興味がでてきたのでした。それにしてもやっぱり「たけに草」、いいなあ。




で、今月はいろいろミスがあったのですが、今度こそ~の気合で解説日程のチラシやインフォメーションのお知らせをつくってきました~。

ボランティア室のカレンダーは名画の猫たちになっていまして、
1月はモネ。ボストン美術館展のポスターとおなじあのモネの絵だなーと。

2月は月末だけにしたのですが、ほかの方の解説も見学して勉強しなきゃ!と思ったです。