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「ねじ式」の「シリツしてください」に痺れるひとは多いと思われますが、

背景も凄まじいですね。文庫本でしか読んだことがないから、大きいサイズのつげさんっていいなあと思って、

この表紙すきです。


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「つげ義春」講座で山下裕二さんが読んだことはなかったけれど、と、東村アキコさんのつげさんオマージュのページを取り上げ、

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こんなギャルっぽい、若いきれいな方がつげさんのファンで自分のマンガにつげさんのキャラクターを描き入れているって、いいなあ、と絶賛。

この紅い爪とつげさんの画面の対比もいいですよね。



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その講座でカメラの方が、つげさんの負担にならないように写真を撮っていいと言われるまで外で待機していて、

この写真ともう一点、笑顔のつげさんのスライドをみせてもらって、

やっぱりこちらのつげさんの写真のほうがなじむなあと。


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水木さんとつげさん。

つげさんがアシスタントをしていた頃は女の子の顔はつげさんが手がけていたとたぶん水木さんの本で読んだのですが、

背景の濃さや黒の使い方に似通ったものを感じます。

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「紅い花」の原画。スキャンじゃなくて撮影というのがどういうことか、

たぶん講座で聞かなければ流してしまっていたかも。写植の紙に出ている影が生々しい感じ。

つげさんは原画を茶封筒に入れていて、

編集者に「はい」とそのまま渡すそうです。
全集を出すときはこの原画から印刷するんですね。原画の角に謎のノンブルがふられているのは、全集でのページだったりする。

いろんな跡がおもしろい。

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「外のふくらみ」、カラー再録ですごくよかった。ちくま文庫の「つげ義春コレクション」にも採られているんだけど、

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こんな色だったとは~。そしてサイズが段違いに大きいので、

ふくらんで迫ってくる外のお餅と布団の合体したような感じがよりのっぴきならない感じ。

講演があったのは1/11ですが、その時ですでに売り切れ状態だったらしい。「芸術新潮」では、

手塚治虫、水木しげる、大友克洋、そしてつげさんと2年毎にマンガ家特集を出してきたそうですが、編集長の言葉として、



ブリューゲル特集(この時は思わず買いました!)も出したけれど、ブリューゲルが好きだけれど実際に見たことはほとんどなく、画集で見ていてすきなので、ブリューゲルもマンガも、同じ見方で好きだ、

というようなことが書いてあって、ほとんど同感です(by「猫の事務所」)