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図録からの画像ですが、ジブリ美術館の図書室、トライホークスは楽しさと静けさと明るさ、親しみのもてる、懐かしい場所。

息子もいないなあと思ったら、ここで本を読んでいました。

手に取った本が気に入ったら、買うもよし買わないもよし。
 
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季刊トライホークスは無料ですが、読み甲斐があります。

児童書の紹介や、児童文学の作者によるすきな本についてのエッセイ、いいのかしらただで、と思いつつもらう。

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今回やっていた「ジブリの森のレンズ展」のパンフレット。

大好きなパン種とタマゴ姫が展示のあちこちにいて、しあわせだったー。

あえてトトロじゃないのよ。

ジブリ美術館について、


トトロがそこらじゅうに溢れているという、キャラクターに頼った作り方をしたくなかった、トトロの守衛さんが「ニセの受付」にいれば十分でしょう、

という宮崎駿監督の考えを反映しているかによう。

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前回訪れた時に買わなかったパンフレットも。

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ねこバスから見た風景展、どんな風だったんでしょう。



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ねこバスだけじゃなくて、ジブリ映画の人気ものたちの部屋や場面の展示だったようです。これは湯婆婆の部屋。

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本も一冊買いました。

ふだんカバーはつけてもらわないのですが、あかるい黄緑、オレンジ、この空色のカバーを見せてもらったら気が変わりました。


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買った本は、宮崎駿さんによる、児童文学のオススメの本や、本たちとの意外な出会いを綴った本で、岩波新書です。

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宮崎駿のジブリ映画には英米児童文学の影響が色濃く、それは前回の「挿絵が僕らにくれたもの」展でも顕著でしたが、

この本でもラングの挿絵にうっとりさせられます。

私が子どもの頃一番すきだった「やかまし村の子どもたち」を宮崎さんも好きだったとわかってうれしい。やはりあの麦わらストローのアイディアは「やかまし村」、と確信したりして。

高校時代に出会っていまでも年に一度は読み返す「クローディアの秘密」に至っては東京国立博物館を舞台に映像化したいと思ったこともあるみたい。

何か気が合うんじゃないかと勝手に喜ぶ(笑)。

さてこの「本へのとびら」、
刊行は2011年10月20日。

最終章「三月十一日のあとに」のなかで紹介されていたのは、

「あらしの前」「あらしのあと」、でした。ナチス侵攻前後のオランダを描いた作品でした。

元に戻るのには時間がかかる、けれど生き延びた彼らの世代が次のものをつくるんだ、と。