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群馬県立館林美術館、ほんとうにいいところでした。

そのロケーション、緑と青のイメージですね。生憎冬季で芝生は稲わらのベージュでしたが、

ある意味それは山口晃イエローと言えなくもない、なんてね。

日本画の洛中洛外図屏風などにあるようなたなびく金色の雲が、

山口さんの絵の中ではどぎつい金色ではなく、淡彩の黄色なんです。

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ああ、名古屋市美術館でも郡山市立美術館でも、宮城県美術館でも現れるお前はフラナガンの野ウサギ。

すきだ!


館林美術館のコレクション展(半円状の部屋になっていて、宇宙船っぽくていい)でも、フラナガンの「仔象」があって、よかったです。

仔象の上に、腰に片手をあてた野兎がダンシング、という彫刻です。

ほかにも宮城県美術館のアリスの庭にもいる、ボテロの作品があり、40年来のボテロファンなのでうれしい。

ボテロ、名前のイメージ通りのボテっとした可愛い絵や彫刻作品をつくりだすんですよ。

おデブちゃんのモナリザの絵はよく見かけるのではないでしょうか。



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美術館のこの長い弧を描く通路や、全面ガラスなどの個性的で心地よい設計はどこなのか、

気になっていま帰りの特急(大宮で乗り換える)の中で調べてみたら、

第一工房でした。以前はこの建物の設計はおもしろいな、変わっているなと思ってもそこどまりだったのですが、

調べてみると、あれも同じ設計会社や設計家だったのかと発見して、それがまた楽しい。



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芝生や周りの木々が緑の頃や、紅葉の季節はまたべつの美しさや楽しさがあるのだろうと思います。