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いっやあ、「あまちゃん」は全然見てないけど、ベニーランド八木山ネタ、青葉城恋歌ネタなど、

わかりすぎて笑った。

レトロな馬鹿ヤンキー同士の紛争で、舞台は渋谷センター街らしいんだけど、


馬鹿という言葉をふんだんに使って、ヤバイ話を笑いに包み、

笑いながら、なぜかフィナーレで目がうるんでしまったよ。

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劇中ライブで痛みを感じないムカデ役(佐藤隆太)と、スケバン沢尻ピリカ(三宅弘城)が舞台を飛び出し、


さらに仙台サンプラザホールを抜けて、近所のファミマまで突っ走り、

エロ本を万引き(万引きは犯罪です。もちろん見えないところで代金は払ったと思います)するところが息子に大ウケで、

幕間にファミマに走りましたよ。

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おおーー、ここから摑んだか!と。


宮藤官九郎さんのお芝居を見たのははじめてだったのですが、たぶんいつも客席との絡みがあるですね?

客席のお客さん(昨日も来てくれましね、と役者さんに言われていて、すごいなあ、お客さんを大事にするんだなあと思った)に通路で屈んでもらって、

「その火を越えて来い!」

もやった(笑)。

「潮騒」かよ!「あまちゃん」でもありましたか?でもテレビを見てなくても、

この人がアキちゃんの高校の先生役だったのかとか、


(皆川猿時さん。渡辺えりさんがすごく腰が低くて、なんていいひとなんだろうと思っていたら自分を年上だと思って敬語だった、と打ち明けばなしでウケていた。渡辺えりさんのファンなのでうれしかった。


渡辺えりさんも薬師丸ひろ子もすきなので一時はテレビを買うか!とか思ったがテレビを見る時間がどうせとれないのであきらめたです)

宮藤官九郎、小柄すぎだろ(そういう役柄でした)とか、

3時間近い大作ですが、最後まで楽しめました。


主役じゃないけど、副総長のスケバン・沢尻ピリカ役の三宅弘城さんがいちばん目が離せなくて、


けっこうみんな裸になるんだけど、


三宅さんの背中の筋肉が際立っていて、もっと背中を見せて!と思ったです。


スリムな役者さんは裸になると見応えがなくて、そこが物足りない…ってどこをみてるんだか。

沢尻ピリカ様はドラムスもカッコよかったです。

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綾小路翔さんの昔ながらの庇のとんがったヤンキー、よかったなあ。

「花の応援団」とか「熱笑!花沢高校」とかどおくまんのマンガが読み返したくなった。



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偏差値15の通称ヤバ高の門。

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グレ工ことグレッチ工業高校の門。

帰りに記念撮影しているひと、多し!


私が高校生の頃、ヤンキーブームというのか、なめ猫とか横浜銀蝿とか、どおくまんとか、そういうのがワッと来まして、


思えば小学校の頃の「デビルマン」とか、中学時代の「スケバン刑事」とか、

どこかに不良やスケバンや番長のいる世界があるんだなあと仄かな憧れがあったところへのヤンキーブーム。

舞台の上で思いっきりバカで熱い懐かしの番長やスケバンをやった役者さんたちが眩しかった!

そういう話じゃないだろと思いながらも、ヤンキーっていいよなあ、暴走族最高!と目頭が熱くなったのでした。

ど真ん中で前から三列目というナイスな席でしたが、狙って買ったわけではなく、


どこかのマラソン大会に向かう途中で仙台パルコに立ち寄ったら、先行発売中だったのでなんとなく買っておいたんでした。

前売りチケットを買うのはいよいよギャンブルになってきましたが、

きょう映画館に向かいながら、カーラジオからこんな言葉が耳に入りました。

夢を見て努力しても叶わないことがあるけど、夢をあきらめたら絶対叶うことはない、と。


前売りチケットがふいになることがあるかもしれないけれど、

その日になって買えるチケットと買えないチケットがある。


もし自分がどーしても行けなかったら、友達に託すと思われ。



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人の波の中で、「あまちゃん」に出ていた役者さん多かったね、という言葉を聞いたので、

パンフレットを見ながら調べてみようかなあ。

ではでは☆


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