認知症110番
認知症患者による家族の監視、というようなことを検索していたら、
認知症110番というサイトにたどり着きました。
「ペコロスの母に会いに行く」の岡野さんの講演の記録や、
「毎日がアルツハイマー」の関口祐加監督の記事もありました。
んー、いい時代になったものだなあ。
認知症とはどんな病気なのか、という根本より、
具体的にどんな症状で困っている家族がいるか、
家族と本人がどんな気持ちでいるか、
そういう実録を読みたいという気持ちがあり、
いまの最大のストレスは父の監視。
監視しているつもりはないのかもしれないけれど、私や息子のやることを監視していて、なにか言いたがる。
たぶん、小さな子どもと一緒の心理なんだと思われる。
自分では出来ることややりたいことが特に見当たらないので、手近なところにいる相手の行動を観察することが暇つぶしになっているというか…。
30分に一回は襖を開けて、
「起きてたか」
などと言うのにげんなりである。ほっといてくれよ!
そんなに電気代が惜しいのか!
と思う。電気代が惜しいのではなく、監視がくせになっているだけであると思われる。監視することが自分の仕事だと思っちゃってる。
人間、心の拠り所は確かに必要だが、私はもともと一人でいるスペースと時間がないと息苦しくなる人間なので、
絶え間ない監視に疲れると、クルマでどこかへ逃亡したくなるのさ。
テレビを見るならギッチリ見ていないと腹を立てるので、めんどくさい。私はテレビなんかそんなに見たくないのだ。息子が点けて違うことを始めるのも腹立たしいらしいです。
テレビなんて、そんなにビッチリ見るもんじゃないでしょう、気持ちをほぐすために点けているだけってことがあってもいいじゃ。
というようなことで監視のキーワードで検索したのですが、
認知症の親を監視するのに疲れたという症例がほとんどで、
監視されているうちはまだまだなのだな、と思い直すことができてよかったです。
では朝ごはんをつくってきますか。