![{56982426-2A86-4A02-9376-74D9C5AA34FD:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20140103/15/withwitch2/19/c7/j/o0480064312802344949.jpg?caw=800)
萬さんの解説にまさか「高畠華宵のおしゃれ教室」が使えるとは思っていなかったけど、高畠華宵、明治21年生まれで明治18年うまれの萬さんと同世代ですよ。
萬さんはいまの花巻市東和町、華宵は愛媛県宇和島生まれで、ともに出身が東京じゃないというところも共通している。
![{958CD37A-07CB-4E83-86A8-22EBA43A93A8:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20140103/15/withwitch2/cc/86/j/o0480064312802344960.jpg?caw=800)
ちょっとちいさいけれど、萬さんの「ボアの女」に関連させてもいいかもしれない。
山口瞳いわく、地方の人ほど過激な前衛に走る、言えてる(笑)。山口瞳の挙げた例は寺山修司だったと思うけどね。
最先端の流行を生み出すひとは、真ん中より端で生まれた人の方が多いのかも。
萬さんの自画像はいま東和町の萬鉄五郎記念美術館に貸し出し中ですが、代わりに写真のパネル展示があり、お嬢さんの洋装が垢抜けて可愛いのですが、萬さんデザインだそうですよ。
この本はちなみに萬鉄五郎記念美術館で去年秋に開催された、
「大正ロマン 昭和モダン展 – 竹久夢二、高畠華宵とその時代 -」のグッズショップで購入したのでした。
昔すきだったクルクルくるみちゃんのポストカードセットや中原淳一のグッズもたくさんあって、すごくうれしかったなあ。
古い時代の少女趣味がすきなんですね。
![{5B5773E8-2E60-4A89-B408-B3A710A4C194:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20140103/15/withwitch2/55/37/j/o0480048012802344954.jpg?caw=800)
今見ても小物使いもポーズも背景さえも、垢抜けてるなあと惚れ惚れしますし、
少女にとってどういう時代だったか、当時の乙女たちはどんなおしゃれを好み、どんな髪型が流行っていたか、などは個人的な興味でもありますが、
絵を見る時にも役立つ豆知識、になりそうです。