ああ、写真がボケちゃってるし。確認もしないでそのままというあたり、
私も気持ちが酔っ払いです(笑)。
部長さんのブックレビューは、
「統合失調症がやってきた」 ハウス加賀谷 松本キック (イーストプレス)
お笑い芸人ハウス加賀谷さんが統合失調症を患い、相方の松本キックさんは
その加賀谷さんのことを見離さず、ずっと連絡をとったり、
あんまり連絡すると心の負担になるかと距離をとったり、
ほんとうにこの相方の存在は大きいなあと思いました。
で、発症のきっかけは受験地獄。
加賀谷さんはもともと成績優秀だったのですが、さらに上を目指せ、
ということで難関の塾を受験、受かってしまい、
そこからは勉強一色の子ども時代に突入。
その後、おわらいの道に入る前に、グループホームにいたことがあって、
総裁の面接時に、どこから来た、と聞かれて、
ハウス(つまりグループホームj)と答えたのが芸名になったそうです。
ハウス加賀谷ファンだった、というマスターと読書部のメンバーが意気投合して話していたり、
私は私で、どうもうちの親戚のおばさんがそうなんじゃないか、と思っていて、その時はやっぱり
わけがわからず、コワイと思ったけれど、統合失調症の母親をもつひとのマンガを読んでから、
統合失調症の本人がいちばんつらく孤独なんだと考えをあらためまして。
脱線が主な読書部なので、いろんな方面に話がひろがったところで、
部長のお隣は副部長です。
いま気づいたんだが、女性ふたりはトップが黒、
男性二人は赤ですな…たまたま?
西日本7日間一人旅をしてきたそうで、その旅先のひとつ、
土佐でみつけたマンガを紹介してくれました。
ちなみに土佐って、高知市立美術館で草間彌生の美術展…。いいなー。
その美術館のギャラリーにて販売していたのがこちらです。
きんこん土佐日記
地元の夕刊に連載されていてもう8巻まであるそうです。
これが土佐のことばで、味があるきに。
私は土佐・高知といえば宮尾登美子の小説の土佐弁ですね。
まっこと、~ぜよ、~きに、
あとは西原理恵子のマンガのなかの土佐弁。「毎日かあさん」は
東京がベースキャンプですが、時々、お兄さんとふたりで会話している
ときは土佐弁にもどっていて、そのお兄さんの話す言葉がしみじみいいんだ。
(お兄さん自身もいいんですが)
副部長に土佐の印象を伺いましたが、
やさいくだものさかなが豊か。こっちとは売られている単位が違いすぎる。
暖かい。行くと人生観まで変わってしまいそうである。いいなー、土佐。
ちなみに紀貫之とはなんら関係ないのだった(笑)。
作者の子どもの頃の、おじいさんおばあさんがいた懐かしい
時代の4コマなのである。
「よしっ!ぼくチーズ味好きやき こっちにする!」
高知、行きたいと思ってから35年くらいになりますが、
生きているうちに行けるのでしょうか。
ちなみに私のブックレビューはちがう本なんですが、
この「きのう何食べた?8限定版」をもっていって、
どうよどうよ、と披露。みんな読んでました(笑)。
ここのブックレビューの楽なところは、
絵?誰それ、知らない、ということがまずなくて、
だいたいい誰かかれか読んでいたり、知っていたりする
ということなんでした。
「きのう何食べた?」を読んでいるひととなら
2時間は話せる、そんな気がします。