先日「闘牛王の憂鬱」を見に行った、久慈市山村交流文化センター、おらほーる。
2006年の山形村と久慈市の合併によって名称が変わったようです。
合併があった地域は、合併前の地名があちこちに残っているからすぐわかるよね。
私の実家も合併により奥州市というざっくりすぎないかそれ、という名前になったんですが、
いまだに納得いかんわ(笑)。高速で「水沢」の日高火防災のイラストのある標識を見ると心底うれしい。
合併前は水沢にそんなに愛着していたわけじゃないんだけど。いまでは「水沢」がやたら目に入ってくるのよ。
さて、このおらほーる、建物のまわりに石彫群があり、気になっておりました。




彫刻のタイトルと作者名を施したプレートがないか探したのですが、見当たらなくて。
うちに帰ってから「おらほーる彫刻」で検索するも引っかからず。
うーん、ホールに電話して聞くか?

彫刻の裏面を撮っていたので、作者が
「厚地正信」さんだとわかって、
厚地さんの名前から検索したら、様々なところにつながっていきましたよ。

ブラック オベリスクというタイトルで、
ほかのホールに置かれた彫刻にもオベリスクがあることから、
厚地さんのモチーフのひとつにはオベリスクがあるようです。
また、
にも厚地さんの彫刻についての記事があったのですが、クリックしてバックナンバーを読んでいたら、

福島現代美術ビエンナーレ2012の記事がありました。
ヤノベケンジさんのサン・チャイルド光臨プロジェクト。
あいちトリエンナーレ2013で、その前に3月に大原美術館でもばったり出くわしましたが、
(雨の中で組み立て作業中だった。前の破壊されたiPadの中に永遠に収められた画像のひとつですわ)
ここにもいたんですね。って情報としてはサラーっと読んでいたと思うんだ。
でも、
また違う角を曲がって再会すると、これはご縁だろう、と思う。
越後妻有トリエンナーレ大地の芸術祭2012に思い切って(発作的に?)出かけたことから野外彫刻の魅力や、現代アートのおもしろさに惹かれて、
霧島アートの森、箱根彫刻の森などをまわり、
そうするうちに公園やまちなかの、いわゆるパブリックアートにも目が向くようになり、
今回もおらほーるの彫刻、だれが作ったのかなあ、
からここまで辿り着きました。
厚地正信さんの彫刻は九州にも、東京にもあり、またどこかでこんにちは!
するかもしれないし、
岩手町の彫刻の丘にまずは行ってみようかと。
霧島アートの森の野外彫刻をめぐるギャラリートークに参加した時、
学芸員さんが絵画より彫刻の方が先に始まった、というお話を伺ったことも思い出しました。
鹿児島のさらに在来線でとことこ行ってバスに乗り継いだところにあるのですが、
あの彫刻群にあって、学芸員さんのギャラリートークに参加したことも、得難い経験だったなーと思います。
ってまだ一年を振り返るには早いわ(笑)。
私の2013年はまだ終わってないじゃ!
ではでは☆