『美人画の系譜』高階秀爾監修 (ポプラ社)
2011年発行
![{82322000-606F-4C25-B9DF-7BA839D395EB:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20131125/22/withwitch2/d3/3b/j/o0480064312761113227.jpg?caw=800)
図書館から借りてきた本ですが、
手元におきたいくらい好きな本。美人画が好きなんですもん(笑)。
また高階秀爾さん監修というところに全幅の信頼をおいており、
なにより絵が大きく掲載されているところがいい。
![{1A02010A-AB23-4695-B945-822459222B72:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20131125/22/withwitch2/f6/82/j/o0480064312761113177.jpg?caw=800)
![{6F08B0ED-9768-4410-81C9-D718CEC1E9D5:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20131125/22/withwitch2/3c/58/j/o0480048112761113110.jpg?caw=800)
萬さんの先生、黒田清輝。「湖畔」。明治30年に描かれており、
![{5ABF7B9F-2E42-4B6A-A750-44D0692AF74C:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20131125/22/withwitch2/5b/6b/j/o0480064312761113251.jpg?caw=800)
萬さんの「婦人像」(明治43年)
こちらは岩手県立美術館の萬鉄五郎室でお目にかかれますわ。
![{53CE4CB7-A315-41D5-9AEE-18D4AEF7EC9A:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20131125/22/withwitch2/66/80/j/o0480048012761113157.jpg?caw=800)
さらに福田美蘭の「湖畔」(1993年)を照らし合わせて楽しむ…私は楽しいんだけど(笑)。(「福田美蘭展」図録)
![{1BAD7AC4-43F3-4433-A9D2-4F0A0FF94393:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20131125/22/withwitch2/57/73/j/o0480064312761113201.jpg?caw=800)
![{B3A9D386-84C7-4059-B7E5-AC11F505B1FF:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20131125/22/withwitch2/4a/db/j/o0480064312761113239.jpg?caw=800)
萬さんの「裸体美人」(明治45年)
卒制ですわ。東京国立近代美術館所蔵の重文で萬さんの代表作。
思わず、
「脇毛ボーボー自由の女神!」
とか言いそう(笑)。
習作がいくつもあり、モデル(学生結婚した奥さんだ)を戸板に寝かせてポーズを取らせているそうです。
![](file:///var/mobile/Applications/9987FD31-F907-4E10-BC9D-7CC792A8BF59/Ameba.app/calet_dummy.png)
こういう調べ物や参照がすきなんです~ってもうこんな時間かー。
『美人画の系譜』のサブタイトルは、
「心で感じる『日本絵画』の見方」とあり、納得です。