『美人画の系譜』高階秀爾監修 (ポプラ社)

2011年発行

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図書館から借りてきた本ですが、

手元におきたいくらい好きな本。美人画が好きなんですもん(笑)。

また高階秀爾さん監修というところに全幅の信頼をおいており、

なにより絵が大きく掲載されているところがいい。

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いつか絶対みたい高橋由一の「美人(花魁)」。東京藝大美術館所蔵の重文。

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萬さんの先生、黒田清輝。「湖畔」。明治30年に描かれており、

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萬さんの「婦人像」(明治43年)

こちらは岩手県立美術館の萬鉄五郎室でお目にかかれますわ。

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さらに福田美蘭の「湖畔」(1993年)を照らし合わせて楽しむ…私は楽しいんだけど(笑)。(「福田美蘭展」図録)

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萬さんの「裸体美人」(明治45年)

卒制ですわ。東京国立近代美術館所蔵の重文で萬さんの代表作。

思わず、

「脇毛ボーボー自由の女神!」

とか言いそう(笑)。

習作がいくつもあり、モデル(学生結婚した奥さんだ)を戸板に寝かせてポーズを取らせているそうです。


こういう調べ物や参照がすきなんです~ってもうこんな時間かー。

『美人画の系譜』のサブタイトルは、

「心で感じる『日本絵画』の見方」とあり、納得です。