読書の秋ですねー。
読みたい本がいっぱいあって、うれしい反面、あせったりもして。
10代、20代の頃は読みたい本が山ほどあっても、あっという間に読み終わってまた次の本の
山を猿のようにひょいひょい駆け上がっていった感じでしたが、
その記憶があるのに、いまは読むのが遅くなったなーと思います。
でもそれもちょっとうれしいことなんですけどね。
本を読む以外の趣味がふえたからこそなんですもの。
昔はほんと、読書以外の趣味ってなかったからなあ。
Amazonで中古の本を安く速く手に入れられるようになっても、
やっぱり基本、本は図書館から借りて読んでいます。
あ、こういう本が読みたかったんだ!という「でもの」はやっぱり
図書館でみつけることが多いです。
「岩手もりおか 中津川の旅」 遠藤雄三 澤口たまみ 中村茂 編著(盛岡出版コミュニティ)
マラソンをするようになってから、盛岡のまちがますます好きになりました。
雫石川、北上川、中津川と、それにかかっている大小さまざまな、風情のある名前をもつ
橋と橋の向こうに見える岩手山。
走っていても橋や川がみえると、テンションが上がります。
走るのがすきというより、目が喜ぶことを求めて走っている感じですね私の場合。
特に中津川にかかる橋とそのほとりの風景には気持ちがなごみます。
橋の名前とその謂れや歴史、中津川と鳥、サケの赤ちゃん放流など、
あー、あの中津川の知りたいと思っていたことをこんなに!と。
市街地にある中津川の橋は十四基、上流にある橋が三十三基だそうです。
橋が基と数えるのもはじめて知りました。
与の字橋という橋について、「与」の字にも見えないしなあ?どうして?と思っていましたが、
消防団「よ」組の架けた橋だからだとあり、納得。
すぐに忘れてしまうのが私ですが、盛岡のまちのあちこちで見つける小さな疑問に
答えをみつける読書という体験もおもしろいなあと思います。
iPhoneからの投稿