もりげき王、三夜連続盛岡劇場に通いましたー。
わが選択に一点の悔いなし!
最前列のメンバーがほぼ一緒だったので、たぶん、三夜連続通ったひとは多いと思われ。
特にど真ん中はきのう、きょう、おなじ面子です…ええ、きょうもど真ん中っす。息子の希望です。
興奮冷めやらぬうちに書いておきたい…でももう体がついていかない(笑)。
上下の瞼の間が2,3mmになっていると思います(笑)。夜9時をすぎると上下の瞼がシャッターをおろしちゃうんです。
でもよかったですよ。いろんな楽しみや発見があって。
劇場を出てパーキングまであるいていた私たちの前に女子高校生の二人連れがいて、
「あー、演劇やりたい」
「あんなふうにやれたらいいよね」
とずっと熱っぽく話しながらあるいているのが印象的でした。
高校の演劇部の生徒さんなんだろうなあ。
きょうの決勝では、劇作家が役者としても魅せてくれたので、
そのことを、あんなふうにどちらもできたらいいよねー、無理だけど、と語っていた。
盛岡は映画館も喫茶店もパン屋さんもコーヒー豆のお店も書店も古書店も、まちの規模や人口数に比べてかなり多いまちなのですが、演劇もそのひとつで、受け売りですが、
きょうもどこかでデビルマン♪
をもじっていえば、
きょうもどこかで演劇♪(字足らず)
であるらしいです。
制服の彼女たちの会話を漏れ聞いていたら、あー、この子たちみたいな夢いっぱいの演劇少女、演劇少年が盛岡にはいっぱいいるんだろうなあと思って、気持ちがふわっと明るくなった。
なんて貴重な3日間だったんだろう。
15分の短編を9作品。特別審査員の講評の深さ。プロデューサーくらもちひろゆきさんの幕間の話されること。観客もたぶんほとんどが演劇関係者なんだろうけれど、あまり浮いている感じはなくて、それぞれ評価はちがっても、一緒におなじもりげき王を観にきたという一体感を感じました(私だけ?)。
25日の勝者高村明彦さんの「お願い」、26日の斎藤英樹さんの「必要とされる人間」、
そして東北王遠藤雄史さんの「ホームラン」。
…ああ、ここまででもう目がぁ目がぁ。
(つづく)