肴町のいわてアートサポートセンター風のスタジオにて、
「盛岡ゼミ~盛岡の映画人」を聴講していました。講師は藤原正教さん。
出かけようと思ってバッグを持っても力が入らなくて、
こんな状態で聴講しても、と思ったりしたのですが、
よし、行ってみよう!という気になり、すでに30分すぎていたのですが、
「前へどうぞ」とにこやかに迎えられて、途中からでしたが、リラックスして聴くことができました~。
盛岡出身の監督、女優、盛岡を舞台にした映画など、
興味深いお話ばかりでしたが、
個人的に喰いついたのが、「女囚サソリ」。
すきなんです。
梶芽衣子のサソリが。岡本夏生のリメイクも観ましたが、サソリは梶芽衣子しか考えられません。元々がマンガっ子なので、原作のサソリがいちばんすきではあるのですが…。
盛岡出身の女優さんがその中に女囚として出ている、しかも歌舞伎の隈取りで!と伺って、微熱が吹っ飛びましたね!
「時代屋の女房」「男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎」など、盛岡ロケのある映画について、実に生き生きと語られました。
溝口健二が小学校を出た頃盛岡の親戚に1年ほど預けられていたというのも、
今回初めて知りました。その後東京に戻って、黒田清輝の洋画研究所で絵を習っていたことも。
萬鉄五郎と接点はなかったかなあと妄想炸裂っすよ。
思い切って出かけてよかったー!
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